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noteをたくさん書くことにした

 noteをたくさん書くことにした。なるべく毎日。
 理由はいくつかあるが、何より文章を書く感覚を思い出すためだ。
 いろいろ書いてみたかったのだが、なかなか手が動かない。小さいハードルを作りたかったのである。小説も停止中であるがあまり気にしない。こういう活動が波に乗り始めれば、そのあたりも動くのではないだろうか。
 ゆくゆくはマガジンなんかも始めてみたいものだ。
 ライティングの仕事を取ったりしてみたものだが、0.5円、3000字のような仕事に1日くらいかかってしまった。時給になおせばひどいものである。慣れれは改善するのだろうが、バカバカしい気分になってくる。私はマメではないのだ。こういうことであれば、マガジンで書きたいことを好きに書いて小銭を稼ぎたいと夢見るのもしかたないのである。こういうことは、やってみたらたいていうまくいかないのだけど。

 そもそも私は作家になると称してサラリーマンを辞めてしまったわけであるが、肝心の創作活動は1年ほど全く止まっており、からっきしである。
 上司は私に言った。
 「生活のことでいっぱいになって、それどころではなくなるのではないか。」
 そのとおりかもしれない。しかしそれはなかなか悔しいものもある。
 マズローの自己実現理論によれば、人の欲求には段階があり、低次の欲求が満たされたときに高次の欲求が生じるという。安全の欲求が満たされなくなったために自己実現の欲求が減退するということもあるのかもしれない。


 そういうことであれば、生活が安定したときには高次の欲求が回復することが期待できる。そうでないと困る。

 ただし、どうだろうか。創作活動が楽しくてしかたがないといった人間がこの世にはたくさんいる。しかし私はそうではない。そういう私がなぜ仕事をやめたのだろう。仕事をやめたかったからというわけでは必ずしもない。矛盾だらけだ。それでもやはり、まだ物を書くのを辞めたという気はしていない。
 そのあたりの創作活動に掛ける熱い(?)思いのようなものは別の機会に語ることにしよう。

 最近わずかばかりのやる気を出したのにはきっかけがある。
 まず、熱心な小説家志望の仲間から、公募を紹介された。たった3000字の公募もいくつか含まれていた。本当のところ、いまの私にはその3000字が重くてしかたがない。ただ、それはそれとして、全くからっきしになっている私にそういうものを素直に勧めてくれる人がいるということは、私にいくらかの勇気をくれた。
 これはいわゆる自意識過剰というやつだ。なぜならば、ふつう他人の活動状況がどのようであるかをもとにその人の意志を判定するようなことはしない。だから、その仲間が公募を紹介したのには、私の活動に関する評価が含まれているわけではない。それなのに、なぜか認められたかのように認識する。
 それに、私は何もしていないのに、他人に自らの意志がどのように認識されているかを気にしているのである。カッコいい話ではないが、まあ、所詮人間というのはそんなもんかもしれない。

 また、私は福地誠noteのマガジン「しょぼくれ中年ダイアリー」を購読している。コメントで、的野は最近全然更新しないなと言われてしまった。それもそうだなと思った。福地さんの意図はなんだったのか不明だが、少しやってみようかなという気持ちになる。他人に言われるとちょっとやる気が出るものである。


 福地誠noteの話をする。福地誠noteには、「しょぼくれ中年ダイアリー」と「たそがれ麻雀放浪記」という2つの月刊マガジンがあるが、いつも締切に追われている。両マガジンは月に15回の更新を謳っているが、最近はたいてい月末近くに5本くらい更新される。
 しかし、――あまりにも凡庸な感じかただが、――毎日コツコツやるというのは簡単なことではない。
 福地誠noteの記事は、テキトーなことを書いているようでいて毎回おもしろみが存在する。私もそういう感じでいきたいものだが、なかなかそうはいかないだろう。たまにはおもしろいことを書きたい。

 私のnoteは、特にテーマは絞らない。いま思いつくこととしては、私の生活上の話や、世間で話題になっていること、政治、環境、テクノロジー、読書の感想など。
 私の性格上なかなか続かないような気もするが、そのときはそのときである。

 最後に、私の今晩の食事の写真を貼る。

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 学生時代から自炊というやつがなかなかできず、最近もなかなかできない。だが、節約のためにも自炊をしようと考えている。今日は珍しく味噌汁と炒めものを作った。ほうれん草を炒めもののために買ったのだが、複数のメニューの異なる食材を買うと冷蔵庫で腐らせるのがこわいので、味噌汁にもほうれん草が入っている。あと、ほうれん草って炒めると結構縮むらしく、炒めの量は思いの外少なくなった。このあたりは今後の料理に生かしていきたいところである。

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