不妊治療と好きなこと

本日、
約2年間通っていた絵画教室を卒業しました。

本格的な不妊治療を始めた頃、
心が不安定だった時に、
旦那さんに「好きなことをやったらいい。」と言われて、高校の時に好きだった絵を描く時間を思い出して、通い始めた絵画教室。


本当にいい絵画教室で、
素敵な仲間たちと楽しく絵を描くことができました。

先生たちも気さくで楽しくて、
たくさん学ばせていただきました。

本当にありがとうございました。



先日、コロナ前に定期開催していた「ヌードデッサン会」が3年ぶりに行われました。

私は大学ぶりのヌードデッサン。

大人クラス13名ほどが参加して、20分の6セットでデッサンしました。

とても綺麗なモデルさんでした。

女性の体は美しい、、と、思いながらも、いつの間にかモチーフとして見ていたので、真剣にモノとして見ていました。デッサンって不思議です。。。

そのあと懇親会でみんなで焼きそば食べたり、先生の誕生日をお祝いしてケーキ食べたり、楽しい時間を過ごしました。
この歳で、20代〜50代までの方々と交流できるのは、とても貴重な時間でした。



時間も忘れて、
ひたすらに没頭できる、絵を描く時間。


その時間が、辛かった不妊治療の時間を唯一忘れさせてくれる時間でした。

あの頃の私に、必要な時間でした。



不妊治療の辛さを乗り越えられたのは、
絵画教室の存在も、私には大きかったです。


不妊治療のことがよぎってしまう時間は、
不妊治療に支配されている感覚でした。


好きなことをしている時間は、
本来の、素の、自分でした。



不妊治療に限らず、これから出産、子育て、
様々な場面で、きっと自分らしくいられくなる瞬間や期間が出てくると思います。


その時に、自分の「好きなこと」を持っているのはもしかすると自分を救ってくれる手段になるのかもしれない。
と、私は思います。



ぜひ、どんな小さなことでも、
好きなことを続けてみてください。

ちょっと甘いモノを食べる時間、
推しのドラマを観る時間、
音楽を聴く時間、
ちょっと散歩する時間、
そんな些細なことでもいいと思います。


好きなことを通して、
心の切り替えができるのは、自分の心の救いになると思います。




絵画教室の様子と、
私が描いたヌードデッサンです。
(絵は載せてもOKです。)




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?