自分の中から湧き上がってくるもの
iPadで絵をかいていたら、気づけば朝になっていた。
居間に行くと、ばあちゃんが、朝ごはんを準備していた。
「おはよう、幸太。早起きやねぇ」
「いや、実は寝てないんだ。絵描いてたら朝になってた」
「幸太が小さい時を思い出すなぁ。ちょっと見せてな」
「えーーー」
恥ずかしいなぁと思いつつ、タダで居候させてもらっている手前、俺に拒否権はない。しぶしぶiPadを取ってきた。
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ばあちゃんの道しるべ
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主人公がどん底の状態から、自分のやりたいことを見つけていくお話
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