目覚めたら、そこは自転車置き場だった
ですが!
今回は前半と後半を入れ替えてお届けします!
(お店の画像は食べログよりお借りしております。)
Now
- ただのアホ
振り返り、以上!
(こんなアホでも、当時は必死に生きていたんですw)
辻田骨折係長や上川たぬき部長のことを笑えない、
最低オブ最低 の酔っ払いエピソードをどうぞ。
2011.6
- 長い長い夜のはじまり
『あれ?なんでこんなところに…?』
確か昨夜は佐藤さんと京橋に飲みに行ってたはず。
なのにマンションの駐輪場にいるのはなぜ?
頭の中のそこかしこに散らばっている、
曖昧な記憶のかけらたちを、
必死に一つずつ繋ぎ合わせていった。
- Thank GOD It's Friday
産休前にどうしても"とよ"に行きたい!
という佐藤さんの希望を叶えるべく、
1時間休を勝ち取り、京橋へ向かった我々。
(時間休とは→こちら)
早く行かないと、
人気すぎて待ち時間がアトラクション並になるのだ。
大阪にはディープなスポットは多々あるけれど、
飲兵衛にはこの京橋の街も是非おすすめしたい!
京橋とは、このCMで有名なとこ!↓
”とよ”は立ち飲み屋なので当然椅子はないのだが、
佐藤さんの大きなお腹を見るなり店主が仰天。
(まぁ妊婦はあんまこーへんやろなw)
気を使って、ビール瓶のケースを重ねたものを
椅子代わりに貸してくれた。
『ここのほほ肉炙り食べたかったねん〜』
『どれもめっちゃおいしい〜』
"妊婦って生物食べて大丈夫なんかな?"
というわたしの心配をよそに、
色んなものをモリモリ食べる佐藤さん。
3人目ともなると、もう怖いものは無いらしい。
一方のわたしはというと、
今日は蒸し暑かったせいもあり、
瓶ビールを煽るように飲んでいた。
気づけば立ち飲みで4時間w
楽しいお酒と美味しい料理のおかげで
酔いが回りに回った。
そのあとは…
家が近所ということもあり、
佐藤さんに家まで送ってもらったはず。
(妊婦に家まで送らせる不届き者…)
なんやけどなぁ。。。
”じゃあなんでわたしは今外におるんやろ…?”
結局、
話は振り出しにもどってしまった。
とりあえず中に入ろうと、ポケットに手をやると、
”あれ・・・?
鍵がない!
ケータイもない!!
ってかカバンどこいった!?”
(我が家はオートロック)
- とりあえず…どうする!?
なんかもう頭回らんし
面倒臭いし
暑いし
いっそのことここで寝とこかな…
と、ちょっと横になってみた。
”あぁ、ひんやり冷たくて気持ちいい〜”
”いやいやいや、
なんの解決にもならんし!”
と、こんな状況でも、
1人ボケツッコミをする自分を情けなく思いつつw
気を取り直して、家の周辺を捜索。
マンションの下はもちろん、
近所のコンビニにも行ってみたけど、
何ひとつ手がかりがない。
”うーん、、、
一番事情を知ってそうな
佐藤さんのところに行くのが一番やけど…”
現在 3:30am
夜が明けてから行くとして(それも大迷惑)、
それまでどうしたものか…
”そういえば!
佐藤さんちの近くに交番があった気がする!”
喜び勇んで交番に向かったものの
誰もいない。。。
”もうえぇ!ここで仮眠する!”
なぜか半ば逆ギレ気味に
机に突っ伏し始めた26歳女。
---
『ガタっ』
お巡りさんが帰ってきた!
と思って、飛び起きてみると…
新聞配達のおじさんが、
めっちゃびっくりした顔で立っていたww
時計を見ると5:00前。
ふと電話の横にあった注意書きに目をやった。
”そりゃ誰もおらんはずやわ”
受話器を挙げ、
警察署の電話番号を押した。
- お巡りさんに提案された究極の3択
しどろもどろでかけてみた電話は、
当たり前だが全く要領を得なかった。
”わたし自身が締め出された理由分かってへんのに
きちんと説明しろって方がムリや〜"
けれど、
なんとか窮状を理解してもらえたようで、
ほどなくして、
2人のお巡りさんが自転車で駆けつけてくれた。
(日本ってスバラシイ)
一緒にマンションの下まで行ってくれて、
鍵を探したり、
ケータイを鳴らしてもらったりしたけれど、
やはり見つからず。。。
がっくり肩を落として再び交番へ帰ってきた。
『まだ落とし物の届けもでてへんようやし、
菅田さん、このあとどうする?』
どうすると言われても…?
と、困っている様子のわたしを見て
お巡りさんはわたしに3つの選択肢を提示した。
①だと落ち着かないし(外から丸見え)
②はもう鍵が見つかる見込みがほぼない
『うーん、じゃあ③でお願いします!』
『ほなこちらへどうぞ』
と言われ案内された先が…
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