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繋がったり切れたり復活したりしなかったりするものってなーんだ

◇NOTE◇
このマガジンを始めるきっかけ→
時系列ガン無視で綴るリアルストーリー(氏名は仮)

前半は当時の心境そのままに、
後半は当時を振り返る
そんな二部構成となっております。

INDEX→

2017.01

◇characters◇
菅田陵子(age 32) わたし 第一次ニート時代
おじさん(age 49) 彼氏 カメラ仲間&糖尿予備軍

◇location◇
大阪


- サークルでの今後の去就に迷う



3ヶ月前のわたしの誕生日。


それ以来わたしとおじさんとの関係は
ギクシャクが加速していき、

案の定、別れることになってしまった。






おじさんとは、カメラサークルで知り合った。


付き合い始めてからも、
二人で撮影会に参加していたのだが、


別れてしまっては気まずいことこの上ない。

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おじさんとわたし


- 実はおじさんだけが原因ではない



「もういっそのこと辞めてしまおうかな」


カメラサークルは、
メンバーの入れ替わりは激しいものの、

コアメンバーはいる。




ここ半年くらいのこと。

特にトラブルがあったわけではないが、

そのメンバーの何人かに対して
合わないなと思うことが多くなっていた。

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彼氏と参加していたこともあり、

サークルに居続けることに対して、
感じていた違和感に長い間蓋をしていた。




けれど今となっては、
我慢してまでそこにいる理由はない。

会費や役割分担があるわけでもなかったしね。


- わたしはどこかおかしいのかもしれない。

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学生時代からずっと、
不思議に思っていたことがある。

ひとつのコミュニティにずっといられない

クラス内にも友達はいたが、
休み時間のたびに他のクラスへ顔を出していた。



部活も2〜3年で辞めたくなることが多かったが

卒業という区切りがあったおかげで
当時はそこまで思い悩まずに済んだ。




問題は…
大人になってから。



仕事も内容ではなくて、

メンバーとのゴタゴタで
異動願いを出すこともあったり、


プライベートにおいても、

向こうが気づかないうちに
距離を取ることが多くなっていた。



けれどそれが、

自分で自分の身を守る処世術だということに
薄々気づき始めていた。


自ら進んで縁を切りに行く


まるでご縁の新陳代謝を
自分で自分に巻き起こすかのように。




Now

- ご縁が切れる = 悪いこと  ではない

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学生時代の友達と、
大人になってからは疎遠になった。

学生時代にあまり喋らなかった人と
同窓会で意気投合した。


なんてケースはよく聞く話。




人のペースは十人十色。

ある時点でのバイブスの合致が
永遠に続くとは限らない。




夫婦やパートナーが別れることは往々にしてある。



それなのに、

友達同士が離れてはいけないという理屈は
まったくもって通らない。


- ご縁が動いた時に起こること



わたしのこれまでの経験だが、


ご縁が切り替わった時には、
必ずと自分を取り巻く環境は激変する。



そしてそれは、

動いたものの大きさに比例する

と密かに思っている。



カメラサークルに入ったのは、
もちろん趣味の一環ではあったが

カメラにのめり込むうちに、
かけがえのない集まりだと思うようになっていた。



それなのに、
恋愛や友達付き合いというくだらない理由で
自ら断ち切ってしまったのだ。


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だからなのかもしれない。

おじさんと別れサークルを脱退したとき、
実家に連れ戻された。


そして実家暮らしが嫌だったわたしは、
海外で就職する道を選ぶことになる。


わたしが赤道を超えてしまうなんて
別れた頃には露にも思わなかった。


- とりあえず忘れてみる


残念ながら、
元彼とは復活した試しがないので、
恋人関係には適用できないかもしれないけれどw



こと友達付き合いやお仕事の繋がりなどでは、

切れたものが、
再び繋がることはあると思っている。


元に戻るチャンスって、
いくらでも転がっているのだ。




例えば、お誘いした友達と
予定がうまく噛み合わない時。

相手は今忙しいんだな〜
と思って一旦横に置いてみよう。


そうすると不思議なことに、
忘れた頃に相手からリスケの連絡が入り、

実現することもある。



それが1ヶ月後か1年後か、
はたまた10年後なのかはわからないけれど。


- 全てはバイブス次第


ご縁というのは、
バイブスが合う合わないのタイミングなんだと思う。



今一緒にいる人が、
今後も隣にいてくれる保証なんて、

これからの時代ないのかもしれない。



けれどそこに、
悲しさを感じなくてもきっと大丈夫。

ご縁があればきっとまた巡り会えるのだから。


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