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写真は手を加えますか?加えませんか?

皆さんは写真を撮った後に後処理してますか?
撮ったまま人に見せたり
SNS等に投稿しますか?

例えば

  • アプリでフィルターを当てる

  • 現像処理を行う

  • 上記両方

  • 合成処理と言ったようなレタッチ処理

などがあります。

「現像」って言葉は聞いたことあると思いますが、現代ではその意味が2種類になりました。

現像処理とは
フィルム写真の場合
フィルムに露光した撮像をフィルムに定着させること。
デジタル写真の場合
現像ソフトを使用し撮ったデータをJpeg等の画像に変換すること。

今回はデジタル写真の現像のお話です。


現像処理には答えがありません。
自分の思い次第で様々な表現が可能になるんですね。

試しに風景写真を現像してみました。

まずは撮って出し。何もいじってない写真。

これだけ見たら特になんの違和感もないかと。

これに手を加えます。
明るさ変えたり、彩度いじったり。

そうすると…。


現像パターンのその1

全体的に明るくなって、気持ち紫も強まってます。青みも増して空の印象が上がりました。


現像パターンその2

今度は彩度をぐっとあげて、空の青みをさらに強調してみます。


現像パターンその3

彩度を下げつつ、空の青みは残すように調整。


こんな感じで、調整次第で全然違う色が作れるんですね。
3つ作ってみましたが最後のが好み。


写真アプリについているフィルター機能は
この作業を簡略化したものなんですが、現像処理は
この調整を細かくできるというイメージですね。


しかし


現像処理はその細かさ故の弊害もあります。


仕上がりに迷いが生じるんです。


イメージとなんだか違う…。
仕上がりイメージが定まらない…。
前に作った色の方が良いんじゃないか…。
もう少しいい色味にしたい…。

様々を作れるからこその迷い。

この迷いにハマると
中々抜けられなくなる時もあるほどです。


こんな時は

かけた時間はキッパリ諦める。

時間と品質は必ずしも一致するものではありません。
1から作り直した方が良いことだってあります。

気持ちの切り替えを行うと、案外
ささっと仕上げられたりもするんですよね。


現像処理をしていると
こんな迷いにハマることがありますが

そんな経験を繰り返すことで
仕上げの方向性や完成具合
撮影時に仕上がりをイメージする力
そう言ったことが養われるんですね。


撮ったままを見せるも良いけど
撮った後にあれこれ味付けすることで
育つものもあります。

それに何と言っても
良い色味を見つけられた時のやった感が
写真をまた面白くさせてくれるんですね。


***

ここまで読んでいただきありがとうございます。
新しく現像プリセット作って、配布できるようにしようかな〜。
とか、考えてみたり。笑

このnoteはみなさんのスキやコメントが励みになって続けられています。 ありがとうございます。