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好きなことと話の出だし。

「好きなことって何ですか?」
に対してぱっと答えられない自分がいました。

好きなことが思いつかない...。
に対して無意識に抱いていた勘違いについて考えています。

好きを見つけるヒントは得られました。
次は「好きを伝える」についての勘違いを考えています。

5回目となる今回は

「出だし」

です。では早速。


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前回のボーダーラインの話の中で「ボーダーラインなんて必要ない」と言った内容を書きました。

詳しくはこちら。


ボーダーラインなんて気にしないっていうのが極論なんですけども、実際にはそう簡単に行きません。
好きなことを人に語る以上、相手ありきの話になるからです。


気にしないを実現するには、始めは話す勇気、失敗する勇気をもつ必要があり、続けながら改善していく必要もあります。ある程度チャレンジが必要です。



noteのような発信の場とは異なる環境となる、対話。

このボーダーラインは、周りの人関係なく自分の中で抱いてしまうラインと、相手がいることで勝手に生まれるボーダーラインがあります。この両方を取っ払いたいんです。


前者はこの話の3回目までに書いてきたスキを見つけるヒントで払拭できそうですが、後者は中々に曲者です。


例えば、

気まずい人との会話

これは互いの親密度によるもの。

話してみたら案外盛り上がったなんてこともあるかもしれませんが、話すまでが中々ハードル高いんですよね。


こんなパターンもあります。

相手が興味を持たなさそうと感じる

趣味嗜好の共通性ですね。
興味のない話を一方的にされても相手は困惑するでしょう。このパターンが最もハードル高いです。


こんなパターンもあります。

相手との圧倒的な知識量

言葉通り知識量による影響ですね。
これ感じると会話続かなくなることもあります。ない方がいいかなって思っちゃいますね。


こんなパターンもあるかな。

相手が無口

相手の性格によるところですね。
反応薄いだろうなって思うと相手が好きそうな話を探してしまい、あれ?何かあるか...?ってなったりします。


このように、話そうとする相手との親密度、共通性、知識量、性格などによって、自然にラインが生まれてしまいます。



今回の話「出だし」ですが
私がここで勘違いしていたこと、それが

好きなことの良さを伝えようとしていた

ことでした。


つまりこれ、どういうことかと言いますと

「好きなことは何ですか?」

に対する答えに悩むのではなく、その先にある会話をどうするかに悩んでいたんですよね。そこでボーダーラインが引かれます。


その良さを伝えようとすると、相手にとっては興味を持たれない可能性もあります。

そうなると、この答えは違うな…。と考え、それなら次の好きなことは…?、いや違うな...。と、自分で勝手にラインをどんどん高くしていくんですよね。


その良さの共感を望もうとすると、同等の興味を持っているか、知識を持っている人でなければ、中々叶うものではありません。

自分自身が詳しくあればあるほど、相手もそれ相応の詳しさや熱意が必要となってきます。

これではボーダーラインを取っ払うことが出来ません。


では、どうすべきか…。


私が出した答えは


自分が感じた「楽しい・面白い」を話してみること

そして

それはあくまでもきっかけに過ぎないこと

その本当の目的は

相手を知ること



「好きなことは何ですか?」
を通して話したいことは

実は自分自身の好きなことではなく

相手を知りたいと思う気持ちなんだなと。好きなことを話すのはあくまでも話のきっかけと捉え、相手を知るためのツールと思う。

それでお互い好きなことに繋がれば、話は盛り上がることでしょう。
しかし、繋がらないことだってあり得ます。


その良さを伝えようとしていると、あーこの人とは合わないな~と気まずい時間になるかもしれません。


冒頭でボーダーラインを気にしないためには、勇気やチャレンジが必要だなんて書きましたが、そんなもの必要なく、普通に楽しいと思ったことを話して、相手にも楽しいこと聞いてみれば良いじゃんって思った次第です。


「好きを伝える」際の勘違い、出だし編。

好きなことを話すのはあくまでも相手を知るためのツールである。
相手も好きだったらもうけもん。ですね!




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