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子育て。チビおねしょ、怒りと都合。
怒りは都合があるから起こってしまう。
昨日電車に乗っていたらこんな会話が聞こえてきました。
「おねしょの後始末が嫌で怒っちゃうんだよね。」
たまたま耳に入ってきたのですが、その声を聞いて、
怒るのはどうかなと思いました。
寝てる時の生理現象は止めようがありません。ましてや小さな子供となればなおさら。
怒りや嘆きを通して子供がおねしょに罪悪感を持ってしまうことも容易に考えられます。
一番気持ち悪い思いをしているのは本人なのに、さらに親からの怒りを受けるのではたまったものではありません。
一方で、親の気持ちもわからなくはないです。
朝の忙しい時に手間が一つも二つも増えるのは正直大変ですからね。
もしかすると、この親には時間がなかったのかも知れません。
怒りの裏には怒る人の都合があります。
時間がないのに仕事が増える。
仕事したいのに止められる。
自分の気持ちがわかってくれない。
〜しなければならない。
〜しないといけない。
〜したいのにできない。
少なからずそういった思いを心の中に抱きます。
怒りと躾。心の余裕。
そんな言葉が頭をよぎります。
小さい子供たちはとにかく、自分が今やりたいことをやりたがります。親の都合なんて関係ありません。
食べたい、遊びたい、口から出る言葉は今やりたいこと。寝る前にガブ飲みだってしてしまいます。
おねしょを怒るのではなく、寝る前のガブ飲みを怒る。
怒りの矛先を間違ってはいけないなと。
そのためには心の余裕も。
寝る前にトイレに行っても、おねしょする日もあります。
ガブ飲みしても、おねしょしない日だってあります。
生理現象ですからコントロールなんてできません。ましてや小さい子では。
失敗を起こしたことを怒るのではなく、起こすきっかけになるようなことを怒る。
真っ先にやるべきは「大丈夫」と声をかけ、子供を安心させてあげることじゃないかな…。
電車の中の会話を聞いて思ったことでした。
そんなこと書いていたらちょうど良く起きてきたチビ…
まさかの、おねしょ…。
昨日の今日というタイミングで見事におねしょとは…
なんてタイミングだチビよ。
見計らってきたかのようなタイミング。
チビ、すごい!
と心の声が思わず口に出て、
「チビ!すごいな!!」
が第一声となってしまい、おねしょの気持ち悪さと父の心もとない言葉がけに、わんさか泣き喚くチビでした。
ごめん。一言目、間違った…。
***
ここまで読んでいただきありがとうございます。
最後失敗談になってしまいましたが、チビには後でもう一回謝って、ニコッと笑ってくれたのが救いでした。
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