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暮らし改造計画、きっかけ

そもそもなぜ暮らし改造計画を始めようと思ったのか。
それは、もともとやりたかったから。
ではなぜやらなかったのか。
あまりにも壮大すぎて(うちの場合)、丸々1ヶ月くらいないとできない!と言い訳し先延ばしにしていた。
自分の部屋へのこだわりは子どもの頃からあった。
私の部屋より広い姉の部屋が羨ましくて、姉の部屋が散らかっていたのを理由に、いかに私の方がその広い部屋を持つに向いているか!を力説し、姉から部屋を奪い取ったのである。ま、実際は呆気なく姉が、いいよ、と言ってくれただけのことだが。
そこに自分の欲しかった家具を揃え、いろんな手作りグッズで飾り、とにかく自分の部屋は私のお城だった。
結婚し、新居は好きなものばかりで揃えた。
インテリアも食器もカトラリーもすべて。
それが子どもが生まれ、大きくなるにつれ、自分の想いとは異なるものが次第に増えてくる。インテリアにばかり投資もできなくなる。
そうこうしているうちに妥協が生まれる。
そうなってくるともはや、諦めの境地。
自分の家で叶えられなくなったお城を、今度は自分が経営していたスタジオに託す。そこは私のパラダイス!
が、そのスタジオから戻ると現実世界が待っている。
素敵なお宅に伺ったり、雑誌やネットで素敵なお家を見るたびに、やるせない気持ちにさいなまれる。
そして暮らしの豊かとは何か、という課題と向き合うことになる。
毎日帰ってくる家が最高のパラダイスでなければならない。
雑多な家では創造力を育めない。
そう!そうだ!そうなんだー!
と、人に提言する。
いや、何かがおかしい。
そう。人に提言するまえに自分だろ!

そして振り出しに戻って、もともとやりたかった暮らし改造計画。
時間が足りない、を言い訳に先延ばしにしていたが、今はその言い訳ができない状況にある。
これはパラダイスを作るためにもらった時間である。
現実が厳しいのであれば、なおのこと、自宅はパラダイスであって欲しい。

つまりこの現状が皮肉にもきっかけとなっている。
どんな逆境も裏を返せばチャンスである、ってよく聞くけど、環境の変化に順応に対応しようとするのが動物の本能なんだと思う。
だからここは素直に本能に従って、この壮大なる暮らし改造計画を断行したいと思った。
それがきっかけであり、せっかくだからnoteに書き記そうと思った所以である。

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