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MATOI'sCAFE 5〜仕事のやりがいについて語りあってみた〜

MATOI'sCAFEとは、3月からはじめたオンラインルームです。
毎月1回、zoomでひとつのテーマについて語りあう会です。
最初のころは、いろいろ試しながらやっておりましたが、
ようやく座談会らしい座談会ができ、方向性が定まってきました。
MATOI'sCAFEで話した内容を留めておくのはもったいないなと思い、
第5回目となる7月開催分より抜粋してnoteに書き残すことにしました。


7月のテーマは
『仕事のやりがい』

『仕事にやりがいをみつけましょう』
と、口でいうのは簡単ですが、誰もが簡単にみつけられるものでもなく、
そもそも、やりがいは必要なのか、やりがいってなんだ?と、
よく議論されるテーマと思ったので、今回のテーマに選びました。
参加者の方のお話は「」でお伝えします。

やりがいってどんなところに感じるのか。
「人が幸せになっていく姿を見るのが楽しくて仕方がない」
「自分が発信したことで誰かの役に立つって嬉しい」
つまり、自己満足ではなく自分以外の人に喜ばれたときにやりがいを感じている。それは私も同意見。
自分のためだけに何かしているときは、楽しいし気持ちがいい。
リフレッシュになるし、自分の向上にもつながる。
でも、満足感で考えると内側だけに流れていて、やがて終わりがくる喜びのように感じる。

では、誰かのために役立てばそれはすべてやりがいなのかといえばそうでもない。
「前職では、自分ががんばって無理していることもあった」
自分がやりたくなくてもやらなければならないとは仕事につきものだが、度を過ぎればなんのためにやっているかわからなくなる。
「自分がやりたくなくてもクライアントさんを喜ばせるために演技しているところもあった」
誰かの役に立っていても、自分自身が苦しいとそれは満足にはつながらない。

つまり、自分が自然体でありながら人の役にも立っていると感じるとき、多くの人はやりがいを感じるのだろう。

では、「やりがい」っていったいどうやったらもてるのか。

「やりがいをもてといわれても、やりがいをもってない人にはピンとこないし、成功者の話はやりがいって大きく捉えないといけないと思ってしまいがち。私にとってのやりがいは小さい成功体験の積み重ねだなと思う」

”小さい成功体験の積み重ね”の一番最初は?どうやって気づくもの?

「やりたいことはすぐみつからないから、まずはできることから。
『やりたい』といっても、はじめはできることが少ないから、まずはできることをやる。そうして積み重ねているうちに、やりたいことにつながった」

参加者さんは脱サラした個人事業家で、フリーランスの自由を謳歌している。では、フリーランスはやりがいにみち、サラリーマンはやりがいをみつけるのが困難なのか。

「サラリーマンでないとできないことはたくさんある。
規模にしてもお金にしても人数にしても、個人では簡単にできない経験もたくさんあったし、プロジェクトなどで成果がでたときにはやりがいを感じられた。
何より、お金をもらいながら勉強させてもらったと思っている。
従業員でいると、あることがあたりまえになってしまうけれど、離れてみるとありがたさがわかる」

やりがいと環境との関連性はゼロではないにせよ、どこにいても結局大事なのは『自分がどこをみているのか』ではないか。
同じことをしても、どう感じるかで価値はことなる。

「やりがいは結果。だから、やらない人はやりがいって感じられない。
他の人に聞いてもそれは人のやりがいでしかない。
自分の感情と向き合ってみるしかない」

参加者の方がどこかで聞いた話に
「夢は仕事ではない。仕事はやりたいことをみつけるツールであって目的ではない」
というのがあった。
職業という形から入るのは決して悪いことではなく、ただ、大切なのはそこで何をするか。何をみつけるか。
やりがいとは、誰かに教えてもらうのでも、与えてもらうのでもなく、自分が感じるもの。
なくてはならないのでも、なくてもいいのでもなく、あったら自分がどうなのか。
つまり答えはない。
人はみな違う感性をもって生きているから。

私はいつも仕事にやりがいを感じて生きてきた。
だから、やりがいがないというのは正直あまりピンとこない。
私にとってやりがいは、やはり人に喜ばれたとき。
そして仕事に限らないが、夢中でおこなっていたときは、やりがいあったなと感じる。夢中になれたときは喜びが自分の内側を流れる。
そして夢中になったことで誰かの幸せにつながったとき、自分の内側に流れていた喜びが外側へとあふれだす。いい循環だ。
やりがいとは
『あったらいいもの』
あるのがあたりまえでも、なくてはならないのでもなく、あったら幸せになれるもの。

あなたは今の仕事にやりがい、感じてますか?


やりがいについて話してみて、
「自分と向き合う時間になれた」
「他の人のやりがいも聞いてみたい」
と、予想以上に白熱した有意義な時間となりました。

そこで次回も同じテーマで話してみよう!となりました。
ご興味ある方はこちらをご覧くださいませ。


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