何家さんなのか
纏井ヌイマと申します。
現在わたしは 何家さんなのだろうか。
このnoteでアカウントを作り、プロフィールのところまでたどり着いてからふと思いました。
とは言いながら今までの人生でいうと他のSNSなどのプロフィールには自分のことを写真家と名乗っていた経歴が特に隠すわけでもなくあります。
写真作品を鑑賞することが好きで、自分も写真を撮ることで救われたり、何かを発露できるような気がして写真というものになんらかの形で関わってきました。
ただ、わたしは未だにきちんと何かしらの写真で作品を作るところまで辿り着いた経験がありません。
何を持って写真作品を作ったと言えるのか。これはまたそれぞれの考え方があるのでここでは何かを書くつもりはありませんが、撮り続けているものの締めくくりとして写真集にまとめたり、写真展を行ったりするといったことがパッと思い浮かんだところです。
そして思い浮かんだことをいつかやろうとしながら叶わずにここまで生きてきた人生であります。
写真家と名乗るのは簡単だし、誰かに否定されるものでもないけど、ここにきて、自分ほんとか?という気持ちが湧き上がってきました。
家と付くだけで格式がものすごい高くなる。
格式というかきっと覚悟みたいなものが乗っかっているのだと薄々気づいてもいます。
自分が名乗る時に本当に覚悟があるのか。写真を初めてそれなりに時間が経ってから自分が思うスタートラインに立てていないことにそういう問いというか疑問が湧き上がりました。そしてそんな自分が恥ずかしくなってきて、家を外し最近は写真が好きですということにしました。
わたしはきっと質実剛健な家を自分の頭上にたてるのではなくもっとその辺を気ままにカメラを持って散歩することなのかもしれません。
自分を整理する意味で改めて写真を撮ったり文字にしてみたりしていこうと思います。
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