見出し画像

身辺雑記:不自由な日常

自転車の自損事故を起こしてから3週間が経った。

下り坂の角で自動車と危うく正面衝突しそうになった。何とか回避したが、その時転倒し、右膝、右の脇腹、そして、右肘をひどく打ち、打ち身と擦り傷を負った。左手が擦過傷をおい、左手の中指が曲がったまま伸びない。痛みがとにかくひどかった。

一晩寝ても痛みが全然引かなかったので、翌朝整形外科に行った。痛みがひどかった左手と右脇腹のレントゲンを撮った。左手中指は骨折していた。ギブスをするためにお医者さんと看護婦さんで曲がっていた指を伸ばされた。気絶しそうなくらい痛かった。しかし、予想はしていたことなので何とか堪えることができた。

右脇腹のレントゲンも撮ったのだが、骨は折れていないとのことだった。たんなる打撲なんだと思うが、3週間たった今でも寝起きの時など体を動かす時に激痛が走る。全然痛みがとれていない。寝起きの時ほどではないが、歩いている時も痛む。机に向かっている時でも痛む。

同じことが右膝もそうである。地面に打ち付けた膝小僧が痛い。歩くのには支障はないのだが、痛みは相変わらず続いている。

打撲の痛みがこんなに続くのは、やはり年齢のせいなのだろうか。数日で痛みは取れるのではないかと予想していたのだが、3週間たってもまだ痛い。

痛みは、思考力や集中力を奪う。本を読んだり、モノを書いたりするのがしんどくて、結局、You Tubeを見たり、アマゾンプライムでTVドラマを見たり、映画を見たりして過ごしている時間が多い。

擦り傷は、幸いなことにほとんど治ってきている。化膿止めの薬を処方していただいたこともあると思うが、雑菌がはいったりしてひどいことにならなくて良かった。子供の頃は、傷口がよく化膿していて、それが大変だったという記憶があるので、そこは大きな違いである。

骨折は生まれて初めての経験である。突き指かなと思っていた左手中指の変形は、骨折であった。ギブスで固定しているので痛みは収まっているが、左手を自由に使えないので何でもないような日常の動作がとにかく不便である。

パソコンのキーボードは、もう滅茶滅茶大変である。まったくブラインドタッチが出来ない。一本足打法である。

料理もしんどい。食材を洗ったり、切ったりもままならない。食器の洗うのも一仕事である。とにかく不自由で時間がかかる。

全治1ヶ月とお医者さんから言われたが、あと1週間で1ヶ月である。骨折は治るのだろうか。膝と右脇腹の痛みも気にならないほどになるのだろうか。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?