読んだ本📕 「アドラー心理学を実生活に取り入れてみた」
アドラー心理学(個人心理学)は自分にとてもよく合っている考え方のため、アドラー心理学関連の書籍は好んで読んでいます。
中でも「アドラー心理学を実生活に取り入れてみた アドラー心理学を実践で学ぶ」という本の内容がかなり読みやすくまとまっており感動したため、感想をメモしてみます。
読書感想noteは初めてのため、いつもにも増してわかりづらいところがあるかもしれません。あたたかい心で目を通してもらえると嬉しいです!
ポップな表紙ですが、内容はかなり充実しています。
アドラー心理学の5大理論やアドラーの目指す思想などが網羅されているため、人によってはボリューミーに感じるかもしれません。
しかし、決して堅苦しい内容とはなっていません。入門書を冠しているとおり、全体的にとてもわかりやすく、やさしい言葉で記載されています。
上記で引用した概要欄に記載されているとおり、例え話や著者の生い立ちなど、身近な例を挙げながら解説が進んでいきます。
こうした丁寧な表現により、心理学というジャンルの本でありながら、多くの方の腑に落ちやすい内容となっていると感じました。
各章も「自己決定論を取り入れてみた」「目的論を取り入れてみた」等のアドラー心理学における5つの理論を、それぞれ著者の実体験をベースにして解説されています。
そのため、自分ごとのように共感できる場面も多くありますし、図解がなくともイメージをもって読み進めることができるようになっています。
なにより、著者のアドラー心理学に対するリスペクトが随所に感じられ、読んでいて幸せを感じました。(私もアドラー心理学を知ることでかなり生きやすくなった人間なので)
漠然とした生きづらさを感じている人への処方箋となる、アドラー心理学入門の決定版ともいえる本だと思っています。商品説明を見て興味を持った方は、ぜひ手に取ってみてください。
私と同じく、アドラー心理学によって勇気をもらえる人がもっと増えてくれることを願っています。
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