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大阪堺筋本町のマチネ社労士事務所⚖️社会保険労務士⚖️の上田麻美です。

私が社労士として、どうしても「やりたい」と思っている仕事があります。


メンタルヘルスマネジメント


メンタルヘルス

直訳すると 「心の健康」 でしょうか


心ってどこにあるんでしょうね。

私は頭では「このままじゃダメだ」と思っていながら

心が「今の幸せを失うのが嫌」と考えて、矛盾に耐えきれなくなってバランスが壊れました。

頭と心は分離しているってことなんですかね?


でも心って「頭」なんじゃないの?

って思いますよね。

心を表現するとき「心臓」の部分を指さしたり触ったりするけど、心臓は感じないし思わない。

やっぱり、頭なんじゃ? と不思議です。


私が焼き鳥食べながら泣いた時期は、遠目にみても「元気ない」とわかるくらい落ち込んでいました。

私自身は普段通りしているつもりでも、周りの人にしたら「触りづらい」状態だったみたいです。


周りの方にはものすごくご迷惑と心配をおかけしました。

叱咤激励をしてくださる方。

心配して声をかけてくださる方。

遠巻きに眺めている方。


今ならそこにある愛情を感じることができますが、焼き鳥期の私は全く感じられませんでした。

「がんばれ」と言う言葉をメンタル疾患の方に言っては行けない。と聞いたことがありますか?

焼き鳥期の私は何度となく「がんばれ」と言われました。

私個人の経験ですので、みんながみんな同じではないと思いますが、

「がんばれ」と言われると「今頑張ってないと思われている」と感じました。


「まだダメか・・もっと頑張らないと。」 でも同時に何に頑張ればいいのかわからなかった。


「他の人に頼っていいんだよ。人は1人じゃ生きていけないんだから」

と声をかけてくれた優しい先輩もいらっしゃいました。

でも、その頃の自分は「他人様にご迷惑おかけしていい身分じゃないから無理です」と思っていました。


そして、結果的に誰からも声をかけてもらえなくなりました。

原因は、私が頑張れなかったからです。

きっと声をかけてくださった方は励ましたり声をかけることで私が元気になることを期待してくださったんだと思います。


でも、何をどう頑張れば周りの方が納得するのか、それがわからなかったので声をかけてくださった方々の期待に応えることができませんでした。


どう扱っていいのかもうわからない


その後しばらくして、周りの同僚や上司、先輩から「どう扱ったらいいのかもうわからない」と言われるようになりました。


私自身も、心配してくれているのはわかるし、声をかけてくれることは嬉しいけれど、その相手の期待に応えるために何をしたらいいのかわからなくて申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまって、「もうほっといて・・。」と思っていました。


私も辛かったし、私を見ている周りの方も辛かったんだろうな・・と思います。

どうして貰えば良かったのか、たまに考えますが 

「何もしなくていい」のかもしれません。 ただ、隣にいればいいだけです。

話さなくても、聞かなくても、笑わなくても、人が近くにいてくれれば安心できたように思います。


メンタルヘルスマネジメントについて


メンタルヘルスマネジメントは、「心の健康」をマネジメントします。

マネジメントは「管理」と訳されることが多いみたいですが、「心の健康管理」

というとイメージしやすいでしょうか。


体の健康管理は「寝不足だ」とか「熱がある」「疲れた」など体調を自分でも自覚しやすいですが、「心」はわかりません。

私自身が、焼き鳥を見て泣くまで自分の心が「不健康」になっていたことに気づけませんでした。

メンタルヘルスマネジメントは、メンタル疾患になった方を管理することをいうのではなく、メンタル疾患を予防するためのマネジメントです。

でも、心だから見えない。

見えないから気づけない。


だったらどうやって管理するのか?

それは、会社や組織・部署・チームで管理します。


私の場合は、おそらく焼き鳥事件の前から「元気ない」「笑わない」など異変はあったんじゃないかと思います。

その異変に、自分以外の方が気づいてくれたら、早めに対処することができます。

心の病気も体と同じで早期発見・早期治療 で重症化しないようにすることができます。


また、管理職の方は部下の様子がおかしいことに気づいても

「なんて声をかけていいのかわからない」

「どう扱えばいいかわからない」

と悩んでいることも多いのではないかと思います。

何かしてあげたいのに、何をしたらいいのかわからない。

というお悩みはよく聞きます。


メンタルヘルスマネジメント研修は、従業員全員に

・メンタル疾患についての基礎知識またその予防

管理職の方に

・早期発見のコツ

・同僚や部下の異変に気づいたら?

また、自分がメンタル疾患にならないためにどうすればいいのか?

等について、あらかじめ知っておいてもらうことで、

従業員様のメンタルの異変にいち早く気づいて対処することを目指します。

早期発見し、適切に対処することで組織全体の心の健康をみんなで予防します。


私は、社会保険労務士になろうと決めた日に、社労士になれたら絶対にこの仕事をやると決意しました。


弊所マチネ社労士事務所では、メンタルヘルスマネジメント対策として、下記研修をご用意しています。


メンタルヘルスマネジメント研修

①セルフケア研修

従業員様全員が対象です。

🌟それぞれが自分のストレスとうまく付き合っていくためにどうするのか? 

を中心に研修いたします。


②ラインケア研修

管理職の方が対象です。

部下や同僚のメンタルの異変に気づいたらどうする?

いち早く異変に気づくためにはどうしたらいいのか? 

また、一番大切な「管理職の方がご自身のメンタルを守る方法

を中心に研修いたします。


研修の詳細に関するお問い合わせやお見積もりなどは弊所ホームページのお問い合わせフォームよりご連絡ください。

 


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