何となく人生80年だということに惑わされている

30オーバーで職を変え、再度自分の今後を考えることが増えた。40歳ではこうあるべきだ、50歳ではこうあるべきだ、80歳を過ぎて死ぬ時までにはこういう人生を歩んでおくべきだ、という定型文のようなものがどうやらこの世界は心地良いみたいだ。

何だかそれはとても気持ち悪い気がして、僕は否が応でも新しいことに挑戦をしたくなる。真正面から向かった道は一旦閉ざされてしまったけれど、右手で自分の得意っぽいことをしながら、左手で新しい扉の鍵を探し続けたいと思っている。

かっこいい大人になれるとは思っていないけれど、何だか少し珍しい生き方を何処か平気な顔で示して行きたい。

「多分、それは叶うよ、願い続けてれば」のことをきっと叶えよう、ぞ。

不安と楽しみはミルクの中に入れたエスプレッソのように絡み合っているから、人生はきっと美味しい。

#散文 #雑記 #スピッツ  


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