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朝の10分プログラミング(11日目、2024年6月17日)解説

本日の課題、おつかれさまでした。

条件を満たす整数の数をうまく数えることができたでしょうか。

プログラム例

プログラム例を示しておきます。

// 1から100までの整数のうち、4で割り切れる数を数えるプログラム
void setup(){
  int counter = 0; // カウンターを準備、初期化
  for(int n=1; n<=100; n++){ // 1. 1から100までの整数を順に見ていく
    if( n%4 == 0 ){ // 2. 4で割ったときの余りが0かどうか
      counter++; // 3. カウンターの値を一つ増やす
    }
  }
  println(counter); // カウントした数をコンソールに出力
}

ソースコード1 1から100までの整数のうち、4で割り切れる数を数えるプログラムの例

開発環境ウィンドウを立ち上げて、テキストエディタ部分にソースコード1を書き写して、実行ボタンを押してみると、コンソールに 25 と出力されることを確かめてみてください(図1)。

図1 コンソールに 25 と出力される

解説

プログラムのポイント

今回のプログラム(ソースコード1)でのポイントは、「選んだ整数が4で割り切れるか」という条件をプログラムでどのように表すか、だと思います。つまり、この条件を言い換えると、「選んだ整数を4で割ったときの余りが0になるか」になりますので、条件式としては、

n%4 == 0

となります。これに気付くことがポイントですね。

なお、今回の課題については、記事『高校数学をプログラミングで解く(数学A編)「1-1 集合の要素の個数」』に詳しい解説を載せていますので、そちらをご覧ください。
また、この記事の下の方に別の課題を載せています。それらの課題の答えは簡単に求めることができると思いますので、その結果とプログラムで数えた結果とを比較してプログラムが正しく動いているかどうか確かめてみてください。

明日は「場合の数を数える」問題をプログラミングで解くことを考えていきます。

明日もよろしくお願いします。

MK’s papa

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