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【中2 数学】連立方程式ってなんや?

はじめに

このnoteは、数学でつまづいている学生や、もう一度勉強しなおしたいという人のために、現役教師の僕が喋り慣れてる関西弁で、普段の授業っぽく、1つ1つの単元を簡潔にまとめたnoteになってるで!

もしお子さんが数学で悩んでるんや〜なんて人がいたら、是非一度見せてあげてな!

練習プリントのPDFをコピーして、横に置きながら読み進めるとほんまに授業受けてる感じで進められるからよかったらDLしていってー!


今回は連立方程式のド頭!

さあ、今回は連立方程式やっていくで!

そもそもこの字見た瞬間からイヤやわ~て人も、まあ見てみて。


まずトランプでゲーム!

まずはちょっとゲームしよか~

今からトランプを適当に2枚引くからこの2枚が何か当ててみてな。

もちろんノーヒントで分かるわけないし、ちゃんとヒントあげるから頑張ってよ!

さあ、実際に引いてみた。

じゃあヒント。今引いた2枚のカードに書いてある数字なんやけど、

足し算したら14になったで。

で、引き算したら10やな。

さあ、この2つの数字なんやと思う?








そう、正解は122や!分かったかな?

分かった人~!なーんや、連立方程式得意やん。笑

分からなかった人!大丈夫、一つずつゆっくり考えてみよか!


まず頭の中で考えたことを整理してみよ!

今僕が与えたヒントを聞いて、皆はいろんな数字の組み合わせを頭の中で考えたはずや。で、両方のヒントに合ってるのこれしかないやん!で答え出したやろ?そう、それでええねん。大正解!


じゃあこの流れを手順を追って整理してみよか!


[1] まず知りたい2つの数を文字で置こ。

考える前に、分からん数字2つもあるから文字で置いとこか~。じゃあ大きいほうを x にして小さいほうを y にするで!


[2] 足して14ってのを式に表してみよ。

x と y って足したら14やってさ  → x + y = 14

ふむふむ、単純なことやね!


[3] この式を満たす x と y って何があるか考えてみて。

トランプって13までしかないから、足して14になるのは

8と6, 9と5, 10と4, … 13と1

やな!

もしこれが分かりにくかったら簡単な表作って一つずつ数字埋めていくと分かりやすいで!(プリント参照)


[4] 引いて2っていう式つくってみよ。

x と y って引いたら2らしいで → x - y = 2

うん、そのままやな。


[5] この式を満たす x と y って何があるか考えてみて。part.2

トランプって13までしかないから、引いて2になるのは

13と1, 12と2, 11と3 

こんだけしかないな!


[6]  [3] と [5]に一緒の組み合わせがないかい?

おお、12と2ってのが一緒や!

てことはこれが答えやー!




とまあ頭の中はこんな感じやね。

どうやろ?分からなかった人も順番に1つずつ整理したら分かったんちゃうやろか!



ここで知っておきたい言葉

さて、ここで出てくるいろんな言葉をまとめておこう!

②と④で2つ式を作ったよな。それを1つにまとめたものが"連立方程式"や!

で、実際にトランプの数字を当てるっていうことが"連立方程式を解く"ってこと。

そしてこのとき出てきた答えを連立方程式の"解"っていうんやで。


この言葉は意味もしっかり理解しといてな!


まとめ

なんか連立方程式って小難しい言葉で言ってるけど、要は

一気に 2 つの式出てくるで。ほんでその両方に合ってるような数字教えてや

ってことなんよ。

これをまず頭に入れといてくれたらOKや!

この内容の復習と練習問題やってみたい人はこの下にpdfのプリント置いてるからどんどん取って練習していってな~!

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