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コツ DE 数的判断15 うさぎちゃん、出ておいで~

数的判断の世界にようこそ!
勉強たいへんお疲れさまです。

公務員試験の数的判断には、「またこのパターンだ!」と思える作業に何回も出会ったりします。そんな作業パターンをご紹介するシリーズ記事です。

ぜひ、勉強の参考になさってください。


今回は、効果的な分析方法について学びます
解き方がいくつもあるとしても、より話が早く進む方法を選択するのは大切ですよね。

それでは、さっそく問題です。

自分ならどうやって解くだろうか、と
自分を行動パターンを分析してみてください

ベストだったか、そうでなかったかは、後で考えることにしましょう。


【例題】
何羽ずつかのうさぎが入っている穴 A、B、C がある。それぞれの穴の入口には、スイッチを押すと遠隔操作で開けることのできる扉がついており、扉を開けると穴の中のうさぎがすべて出てくる。以下のことが分かっているとき、確実にいえるものはどれか。

 ● AとBのふたを開けると、合計6羽のうさぎが出てくる。
 ● BとCのふたを開けると、合計7羽のうさぎが出てくる。
 ● CとAのふたを開けると、合計9羽のうさぎが出てくる。

① Aの穴には、うさぎが3羽入っている。
② Aの穴には、うさぎが4羽入っている。
③ Bの穴には、うさぎが3羽入っている。
④ Bの穴には、うさぎが5羽入っている。
⑤ Cの穴には、うさぎが4羽入っている。


さて、いかがでしたか??

それでは、ポイントです!

答えは出せる、でも早い方法を知っておきたい

この問題では、数的判断によくあるパターンの手順をお勧めいたします!

その前に、道筋を確認しておきましょう。

「まずは 表にでもしてみるか」という気分になりましょう

これは意外と大切です。
中高生に多いのですが、頭の中で完結しようとし失敗する人が後を絶ちません・・・やめてください!

も~、どうせ 力不足 なんだから、やめときなさいって・・・(毒舌)

さて、ここからです。
どうしますか?

数学が大好きな方は、「三元連立方程式」と言えばピンとくるでしょう。それでOKです。しかし、ある視点で見ると、このパターンは数的判断で大切なポイントを含んでいます。

それは・・・

ループ という視点

ループ。
それは、1周して元に戻るパターンのことです。
これを早く発見することは、たいていプラスになります。

A&B / B&C / C&A なので、
 A → B → C のループ
すぐに発見できましたか??

今回は、A と B と C が同格です。
つまり「6羽出てくる話」、「7羽出てくる話」、「9羽出てくる話」の3つに均等に登場します。

言い換えると、すべての話を総合すると、A と B と C はそれぞれ2回ずつ均等に登場します。

ですので・・・

それでは、「動く参考書」をご覧ください。(参考書のため、音声はありません。)文字式は他の扱い方でも解けますが、今回は、「すべて足す」をキーに進める視点を学びましょう。


ここで気をつけたいのは、次のことです。

A と B と C の穴をすべて開放したら
「22羽」出てくるわけではない

3つの出来事を総合すると、いわば
 「Aの穴を2回開けることになる」
 「Bの穴も2回開けることになる」
 「Cの穴も2回開けることになる」
ので、6+7+9=22 だからといって、全部で22羽のうさぎがいるということにはなりません!

ご注意ください・・・。


ループの問題は複数あります。
講座に参加していただけたら、ぜひ一緒にやりましょう!


最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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