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コツ DE 数的判断3 右向け、右

数的判断の世界にようこそ!
勉強たいへんお疲れさまです。

公務員試験の数的判断には、「またこのパターンだ!」と思える作業に何回も出会ったりします。そんな作業パターンをご紹介するシリーズ記事です。

ぜひ、勉強の参考になさってください。


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右を向いたら と 左を向いたら

判断推理の問題に登場する人たちは、けっこうヒマです。

今回登場する人たち(A~F)も、並んで右を見てみたり左を見てみたりしています。

では、早速、次の問題を考えてみてください。
今日のポイントは「形を決めること」です。ぜひ解いてみてください。

【例題】
A〜Fの6人が同じ方向を向いて立ち、一列に並んでいる。それぞれの状況について次のことがわかっているとき、確実にいえるのはどれか。

  • Aは、左を見たが、Cはいなかった。

  • Bは、右を見たら、4人いた。

  • Cは、左を見たが、Dはいなかった。

  • Dは、右を見たら、2人いた。

  • Eは、端ではなかった。

① Aは端から2番目だった。
② Cは端だった。
③ Dは端から2番目だった。
④ Eは端から3番目だった。
⑤ Fは端だった。

いかがでしょうか?

「形を決めること」ができましたか?

今回、分かりやすかったのは、「6人が同じ方向を向いて立ち」だったからです。

ポイントは、「右を見たら○人いた」です。

それでは、「動く参考書」の解説をどうぞご覧ください。

いかがだったでしょうか。
こちらは、「様子を見る」ところからそのまま「ゴール」まで行ってしまったパターンです。

全然かまいません!
解ければ勝ちなのですから・・・


形を決めること

では、この動画とは順番が違う方法も考えてみましょう。
以下は、徹底して「形を決める」アプローチです。

自分にとって分かりやすい方を採用していただければと思います。

それでは、いったん前を仮定して、全員に向いてもらいましょう。

まずは、Bの「右を見たら4人いた」、Dの「右を見たら2人いた」が決め手となります。ここが、位置決めで譲れない場所です。

図1 いったん、全員に立ってもらい、分かることを書く

さて、次のステップです。

「左にいない」人は、右にいます。「6人が一列に」と言っているので、前にいるとか後ろにいる、といったことはありません。

それで、Cは「Aの右」、Dは「Cの右」です。
そして、Eが「端ではない」。
これで、CとEが2択ずつになりました!

図2 CとEが2択ずつになった

そして、最後の詰めです。
「Aの右にC」。
これで、Cが1択になりました。それに応じて、Eも決まりました。

残った1か所がFですね!

図3 全員、決まった!

正解は⑤ですね!


堅実な人は、すぐに図を描き始める

何度も強調していますが、頭の中だけで考えても、あまり いいことはありません・・・

人間ダモノ・・・

堅実な人は、様子を知るべく、すぐに書き始めます!

中学生、高校生を見ている限り、このプロセスが遅すぎます

ということは、そのまま高校を卒業した場合も、やはり取りかかりが遅い可能性があります。それは、タイムレースの数的判断では致命的です!

まず、できるところまでやってみる、というのは、大人も含めて、スマホ世代はたいへん弱いのかもしれません。

できるところまでやってから、次を探る・・・
常に、言い聞かせていきましょう。

判断推理は、「妄想」や「堂々巡り」ではなく、「推理」です。


全員が同じ方向を向いていたとは限らないとしたら??

これはマズいですね・・・

もう少し複雑になります。

が、堅実にやれば、普通に解けます!
次回をお楽しみに。


最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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