自分の「強み」を見つけるということ

自己啓発本のようなタイトルになっていますが、ここ半年くらいの体験談をまとめたものです。

転職をきっかけにキャリアのことをもやもやーっと考えてたのですが、年末年始でいい機会だったのでまとめてみました。

いまの自分のステータスはこんな感じ。
・社会人歴6年目の29歳
・新卒で大手人材会社に入社してWEB開発ディレクションを経験
・今年9月に運用型広告メインのマーケコンサル会社に転職

そんな僕ですが、
自分の「強み」というものを自覚するようになってから、
見る景色がけっこう変化しました。

「強み」を意識するようになったきっかけ

前職で、ある研修をなんとなく受けたのがきっかけでした。

レジリエンス研修というもので、
日々ストレスに晒される仕事で、いかに自分を保ちながらこなすか、
という趣旨のものです。

そのコンテンツのひとつに、『自分の強みを客観視する』
というものがあり、
これまでの仕事の成功体験や、他者から言われたことをベースに、
「それって抽象化するとこういう強みじゃない?」
みたいなのに整理・言語化してくれるコンテンツでした。

その研修で僕がラベリングされた強みは『説明』

・物事をシンプルにして、人が理解しやすくすることを好む
・複雑なアイデアをシンプルに、多くの人に伝わるように表現する
・もし理解できない人がいれば、別の表現を思いつき試す

そんな説明書きが書かれており、言い得て妙だな〜と感じました。
確かに思い当たる節があるし、
上司からもわかりやすいと褒められたことがあったので。

「強み」を自覚してから

ちょっとずつ自分の中で変化が出てきました。

いつもの業務をしていても、
・これっていま「説明」の強みが活きてるんじゃない?
・この現状、整理したらもっとわかりやすくできるんじゃない?
みたいな感じで意識するようになりました。

その変化感を上司に伝えると、
上司も同意で、するとその強みが活かされるようなミッションが増え、
役に立てているという自己肯定感が増すようになりました。

そこからしばらくして転職活動を行うことになるのですが、
そこでも変化感がありました。

いままでは
・WEBのディレクション経験2年あります
・SQLかけます
・MAの導入経験あります
みたいな所謂デジタルスペックを語っていたのですが、
それを変えてみました。

具体的には、
・私の強みは「説明」です
・ステークホルダーが複数いるような複雑な状態を整理して図化し、
 要はココを変えればOKです、とまとめるのが得意です
という強みを語ってみたら、たくさんの人事担当者が「おっ」と前のめりに聞いてくれました。

「強み」を自覚して半年が経過

転職してからも、
自分の『説明』スキルが活きているのを実感できると自己肯定感に醸成され、
他の知識をつければもっとこの強みが活きるだろうと勉強するようになり、
さらにバリューが高まり自己肯定感が高まる。
そんな自己強化型ループが回ってる感覚でした。

また、思考する内容も徐々に変化してきて、
・この仕事をやりきればMVP取れる
・このスキルは食いっぱぐれしない
のように上昇思考ではあるものの、ベクトルは自分に向いていたのが、
・自分のバリューが発揮できる場所はどこだろう?
・いま自分が発揮したバリューは、どういった種類のやつなんだろう?
のようにベクトルが比較的外に向いてきたなーと。

養老孟司さんの言葉で、
『知ることは、自分が変わること』
とはよくいったもので、本当に自分が変わったような感覚でした。

「強み」を磨く今後の展望

自分の強みを定期的にアップデートしていくと、
解像度高くなっていくし、少しずつ変化していくのがみて取れてけっこう面白い。

次はWILLを打ち出す力を伸ばさないとな〜と感じているのですが、
それが功を奏すかどうかはまた半年後くらいにまとめようと思います。

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