基礎と復習

読んでいただいてもしよければスキ、コメントよろしくお願いします!

皆さん勉強お疲れ様です。

きょうは、基礎と復習についてお話していきたいと思います。

自分の解ける幅が増える

まずは基礎について。

基礎を一つ一つ身に着けることで、できることの幅が広がっていきます。地道な作業ですが、時間をかけて基礎をつくればいつの間にか問題が解けるようになっています。

僕の高校の時の先生で、「国数英は今やっている勉強の成果が3か月後に出る、だから焦らず勉強していこう」とおっしゃっていた先生がいました。これは解ける幅が広がりだすタイミングという意味での3か月という期間だと僕は思っています。

この期間は人それぞれです。3か月かかる人もいれば、1か月でできてしまう人もいるし、半年かかる人もいる。自分の得意、不得意によっても変わるでしょう。ただいえるのは、必ず将来の自分の力にはなるよ、ということです。

基礎も思考回路は同じ

基礎だからと言って、その内容が簡単であるとは限りません。特に大学受験における基礎知識となると、その前提となる基礎(基礎の基礎)がでてくるし、そのまた基礎(基礎の基礎の基礎)…も出てくるでしょう。

キリがないよ!と思ってしまうかもしれませんが、必ずどこかで自分の理解できる点にはたどり着きます。復習をはじめるのは「そこ」からです。その点から地道に基礎を復習して、目標の位置に到達する必要があります。ここからは復習についての話もしていきます。

やみくもに一から復習してしまうのは、はっきり言って時間のムダです。前回の記事 https://note.com/math_eeeen/n/n81a8fc1a5358 でいうと、右折や左折の復習から始めてしまうようなものです。これではほんとうに確認すべき事項が埋もれてしまいます。

復習をはじめるまえに

復習とは、問題を基礎に分解するところからはじめる作業だと思っています。そのため基礎が大事なのは言うまでもありません。今の自分は、何ができて何ができないのか。これを把握しないと復習の意味がないのです。

しばしば、ノートに10回書き連ねて英単語を覚える方法が効率的かどうかが議論に上がりますよね。これが絶対的に間違っているとは思いません。僕自身も中学や高校のときそうやって記憶していたことがあります。ただ、今回の話に当てはめて言えば英単語は英文、さらにはその集合である英語長文を読解したり、自分で作文するための「基礎」なわけです。ようするに単語を使いこなせなくては覚える意味がないのです。

そういった最終的な到達点を考えて、自分にとって勉強法が適切かどうか考える必要はあるかと思います。

次回以降について

明日以降の記事では、じっさいに問題を解説してみたいと思っています。

最新のセンター試験の数学を題材に、大問ごとにお話できればと思っています。


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