頑張りすぎて疲弊している場合の対処法
ダレる時はダレる。
最近、どうも筆が止まる。こりゃダメだ、とおもうけれど、酷暑で熱垂れした脳には
抗う力は残っておらずです。(不甲斐なし。)
大好きなジャーナリング手帳も、予定やタスク、会議メモは書き込めているんですが、自分の発想した思考ログは途絶えがちです。
で、またこれが私の悪い癖で、そのことをチクチク責めてくる自分もいたりして、そいつが意外としつこくて、「今日は何もしたくないんだよ」と言っても「そこを続けなきゃ」なんてやり返してくるんです。でも、私も負けていません。「ウッセーわ」で蹴散らして、ダレる時はダレる。
「完璧」というなの牢獄壁に囲まれるな
完璧という表現は、あなたを完全に囲う壁、不自由極まりない牢獄壁のことだと言っていいと思う。一見抽象的な表現だけど、ある意味で心理学的な深みを持った言葉だと思って書いてみました。
この言葉が意味するところは、私たちが物事に、生活に、自分の姿に完璧性を求めるあまり、本当は、完璧じゃない欠けたところがある方が「改善」という名のアップデートが楽しめるのに、それが本当は人生を実感できる瞬間を演出してくれるのに、
そこをなぜか「誉欲」に駆られて自己成長の機会を自ら閉ざしてしまうという状況を指している言葉です。(勝手に語ってるだけですけれどね)
完璧主義は、一見すると高い目標に向かって努力する意欲の現れのように思われています。が、しかし、心理学的視点から見ると、完璧への欲求はむしろ自己実現を阻む心の壁となることがある。
それはなぜか。
1:自己肯定感が低下するから。
完璧を求めるあまり、些細なミスや失敗を許容できず、自己肯定感が大きく損なわれてしまいやすい。常に「完璧でなければならない」というプレッシャーは、心の負担となるので自分にガッカリ感がまとわりつきます。
2.:新しい挑戦への恐れが出るから。
完璧を求めるあまり、失敗するかもしれないという不安が、よしやってみようという行動を抑制し、結果として成長の機会を逃してしまう。
3. 人間関係への悪影響があるから。
よく考えてみて欲しいのだけれど、完璧な人間など存在しません。ちょっと困ったことは、完璧沼にハマると、自分だけでなく、周囲の人々にも完璧を求める傾向が強まって人間関係にひずみを生み出すことがある。で、困ったのは、あなたの影でそれを周囲から言われるというおまけがついてくることもあるかも。
4. ストレスの増加は避けられないから。
完璧状態を「維持」しようとすることは、気が抜けないから大きなストレスとなり、心身に悪影響を及ぼす。これによって不眠や不安、その先にうつ症状などを引き起こす可能性も否めない。
完璧沼から脱却して
では、どのように完璧沼から脱却して、完璧よりも価値のある人生を送ることができるのでしょうね。
1.失敗を恐れないで!
マジで失敗は成功を形作る要素です。失敗は必要です。失敗から学び、改善するというフローは避けては通れない。
2.過程をクソ大切にして!
そりゃ結果はいい感じが嬉しいだろうけれど、そればかりにとらわれず、プロセスを楽しむことを主軸に進んで。
3.自分を許しなはれ!
ほんと、マジで完璧な人間はいない!そのことを信じなくてもいい。ただ、そうかも知れないと仮定してください。そして自分自身を優しく包み込み、「まいっか」と唱えてください。
4.小さな目標を設定すること!(ベビーステップ)
心理学用語では、今の自分でも到達しやすい小さな目標をベビーステップと言います。いきなり大きな目標(エベレスト)を達成しようとすると、途中で挫折(遭難)してしまうことがある。だから小さな目標(丘に登るぐらい)をドンドン達成していくことで、経験値と馴れることで自信を充填していってモチベーションを維持しませう。
5.専門家のサポートを受けてみるのもいいぞ!
どうしても一人で克服できない場合も出てくる時もあることは覚悟しておいて。で、そんな時はまずは、同じ行動をしている人に謙虚に質問することは大事です。(肝といってもいい)深く悩んだ時には、カウンセラーやセラピストのサポートを受けることも回復魔法よりも有効です。
完璧よりも価値のあるもの、それは「あなたの特別な人生」
完璧沼病は、自己成長を阻む心の壁であると同時に、克服することで、より豊かな人生を送るためのきっかけとなることは間違い無いと思います。しかし、完璧の囲いでもがくのは、疲弊感が出る。だから、完璧の外側にある今の自分自身を今のままで受け入れ、小さなステップを積み重ねていくこと、助けは借りることが大切ですよね。
今日はそんな人生ダンジョンプレーヤーにズキュンと響くボブ・マーリーの言葉を送ります。
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