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マタニティリープマガジン vol.10  国際結婚、日米両方での子育て「仕事と家族のはざまで専業主婦から独立へ一歩踏みだす〜難しいからこそつらぬきたい〜」インタビュー 第三回


みなさん、こんにちは。「マタニティを飛躍の機会に」。マタニティリープです。このマガジンでは毎週木曜日にメインコンテンツとして、マタニティ期、子育て期の経験とリープについて伺ったインタビュー記事を連載しています。今回はマタニティリープの共同代表でもある安木千夏さんのインタビュー(第3回/全4回)です。読んでいただいて、共感したり、元気になったり、癒されたりと、みなさんの力となる記事になれたら嬉しいです。

▪️マタニティリープインタビュー 安木千夏さん

〜安木千夏さんのマタニティリープジャーニー〜(第3回/全4回)

現在、42歳の千夏さんには3人の子供がいる。長女が12歳、長男が10歳、次女が7歳、国際結婚をして、日本とアメリカでの子育て、専業主婦の時期を経て、自分の仕事と出会っていく千夏さんのマタニティリープの物語です。

第1回は直感でアメリカへ飛び込み、ご主人と出会い結婚に至るまでの話でした。
第2回はアメリカでの出産、初めての子育てのお話でした。
第3回(←今ここ)「これから私どうする?」から決意のお話です。

ハーフではなくbothと感じて欲しい

ーーその後、どうなったのですか?
千夏 1人目が生後2ヶ月か3ヶ月の時に日本に引っ越してきました。

ーーそれは何か理由があったのですか?
千夏 私も、夫も、日本とアメリカで子育てをしたいという希望がありました。ハーフではなくbothと感じて欲しいと言う願いからです。それで夫は日本でできる仕事を探しました。そして横須賀に引っ越しました。

コミュニティの大切さに気づく

ーー横須賀での生活はどうでしたか?
千夏 その後、幼稚園を探している時、葉山の幼稚園を紹介されました。葉山の幼稚園に通うようになってみると、そのコミュニティが感動的によかったのです。
夫は以前からコミュニティが大事だと言っていて、実は自分にはあまりピンと来ていなかったのですが、この時にコミュニティが大事だということが身に染みて分かりました。

毎日海山へでかけて、富士山を見ながら、おにぎりを食べる。年長さんが朝話し合いをして、今日何するかを決める。多数決はしない。おやつは自分達で作るとか、玉ねぎ染めのエプロンを作るとか、、そういうのがよかった。

また、園長先生がお母さんを応援してくれる方で、家族同士の結びつきが強かったですね。当時、横須賀から30分かけて通っていました。バスはない、給食はない、休みの日が多い、延長保育がほぼない、などママにとっては楽ではないけれど、子供にとってこんなに素晴らしい幼稚園はない、と確信してました。そして結局は家族の為にとっても最高の園でした。

その頃二人目が生まれました。二人目はとても大変でした。
それまでは1人に集中していれば良かったので!
二人目から三人目はワチャワチャしたけれど、そんなに大変ではなかったです。

再びアメリカへ


千夏 横須賀には6年いました。それから両方の国で育てたい、という思いを思い出しアメリカのサンディエゴに戻ることになりました。その時は、すでに三人目がいました。アメリカに行ったのは、三人目が一歳になる直前です。その時は、日本に戻ってくるかはわからないと思いながら行きました。

ーーサンディエゴにいる間はどうしていたのですか?
千夏 私は、家にいたり、自分の学び(コーチングやリーダシップのプログラム)を受けていました。

「何をしていたんだろう?」焦る気持ちに


ーー自分の学びに意識が向いたのですね。何かきっかけがあったのですか?
千夏 末っ子が幼稚園に入る前に、これから私どうする?となりました。
でも、子供達中心の生活でいつも子供の事を考えていたので、いきなり自分に矢印を向けても何がやりたいのか分かりませんでした。

ママ友と話していても主語は「子供達」。家族といる事を1番に選択し、そこに最高の充実感があったはずなのに、外に目を向けた途端に取り残された気持ちになったり、何していたんだろう?と焦る気持ちも湧きました。もう自分には社会に貢献できるものは何もないのでは?そんな気持ちもしていました。そうすると急に働いているお母さんがキラキラして見えて、自分が小さく思えました。

育児って上手くいかない事だらけな上に、上手くいっても当たり前。
そして次の日にまた同じルーティンの繰り返し、という事が多くて、人に認知される事もないので(夫が認知上手なのでそれでも助かっていた方だと思いますが)、母として、というよりはいち社会人としての自信を失っていたのだと思います。

義母のすすめに意を決して参加を決意


千夏 その頃に義母から10ヶ月間のリーダーシッププログラムを勧められました。初めて聞いた時は、リーダーシップって会社の上の人向けじゃないの?とあまりにも遠い感じがして、2年くらいその話は放置していました。

でも尊敬する義母から、この20年ずっとリーダーシップで得た知恵が日常に生きている、という話を聞き、さらに義姉がそのプログラムに参加したことでまた触発され、意を決して参加を決意しました。何かを得たいと必死だったし、何を得たいのか、何を得られるのかはよく分からないまま飛び込みました。

<次回へつづく>


▪️マタニティリープ情報

「ゆくリープくるリープ」開催決定!

マタニティリープでは、妊娠出産後の可能性や選択肢が拡がり、リープ(飛躍)につながるイベントやワークショップを開催しています。

2023年12月14日(木)11時半から13時「ゆくリープくるリープ」(年末イベント)が開催決定しました!
「ゆく年くる年」にちなんで、今年私たちがリープ(頑張った)したこと、そして来年こんな年になったらいいなと希望や夢を語りましょう。今年の自分を労い、そして来年起きたらいいな、できたらいいなを遠慮なく口にして、実現に繋げてしまおうという時間です。
2023年について振り返り、2024年の展望も大いに語りましょう。ご一緒できること、楽しみにしています!
日程:2023年12月14日11時半から13時
場所:オンライン
参加費:1100円(税込)
お申し込みはこちらです!

https://ml-yuku-kuru.peatix.com


編集
マタニティリープ合同会社
https://www.maternityleap.com/


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