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就活における意思決定の正解とは?

こんにちは。梅雨明けが想像以上に早く、酷暑に耐える毎日に戦々恐々としている新卒2年目です。
現在は主に営業職を努めているのですが、一年目と比較をすると業務の抽象度と難易度が劇的に高まっているなと感じます。苦しいけど楽しい、というような、まさに自分が就活生のときに想像をしていた理想状態に近づけている感覚があり、非常にエキサイティングな毎日を過ごすことができています。

そんな実感と連動するのか、最近新卒候補者の方と面談を通じてお話をさせていただけるようになりました。お話をするテーマは多岐にわたり、自分の経歴や現在の業務内容、将来のキャリアやプライベートのことまで様々です。そんな中でもよく聞かれることは、「どうやって現在の会社に意思決定をしたのか」という質問です。候補者の方が揃って口にするので、面談をさせていただく就活生以外も知りたいテーマなのかと思っています。そういう自分も内定承諾の意思決定をする際に迷いまくって、色々な方に質問をしまくっていました。

ということで、この質問に対する回答は案外需要があるのかもと思い、以下で自分なりの意見を書いてみようと思います。就活生の意思決定に役立てば嬉しいです。

就活における意思決定の正解とは、決めの問題である。

身も蓋もない結論ですが、就活時の意思決定において、何が正解なのかは少なくとも就活生のタイミングではわからないのではないか。ならば決めの問題なのではないか。というのが自分なりの考えです。

就活時の自分の意思決定プロセスを振り返ります。どこに内定承諾をしようか迷っていた当時の自分は、まず定量的に判断をしようと思いいろいろな軸で比較検討を行いました。◯=3点、△=1点で点数を付け、最も高い点数を付けた会社に入社をするつもりでした。しかし、このやり方は結局失敗に終わりました。なぜなら、自分なりの軸を持った上で就活をしていたのので点数に差分が生じず、1位であってもどこかで納得感が無いように思えてしまったのです。本当にこのやり方で良いのかなと堂々巡りになったことを覚えています。

次に自分は、「どの会社だったら後悔しなさそうか」で考えてみました。これも結論失敗しました。なぜなら、どの会社でも後悔しなさそうだったからです。

迷った自分は、3分で結論を出すと決め、3分後に◯をつけた会社に入社することにしました。そして、このやり方で選んだ会社に今在籍しています。

上記のやり方で選んだことを人に話すと結構驚かれます。特に就活生にとっては相当適当なやり方に映るようです。しかし、自分はこのやり方を採用してよかったなと思いますし、面談をする方に対しても、このやり方をある条件を付けて推奨しています。それは、「意思決定をした瞬間から選んだ道をどうしたら正解にできるか考え、定点観測する」という条件です。

「就活における意思決定の正解とは、決めの問題である」と言いましたが、自分は本気で決めの問題だと思っています。なぜなら、その意思決定が正解なのかどうかは、就活生の段階では絶対にわからないからです。なので、「意思決定をした瞬間から選んだ道をどうしたら正解にできるか考え、定点観測する」必要があります。

自分はこのやり方を採用し、意思決定をした瞬間から成果を出すために猛烈にインプットとアウトプットを繰り返し、何が何でもあの時の意思決定を正解にしてやると鼻息荒く取り組んできました。そして今年の4月、2年目を迎えるタイミングで意思決定を振り返ってみましたが、自分は正解だと思うことができています。来年も同じことをするつもりです。

繰り返しますが、意思決定が正解なのかどうかは、1年後、2年後のタイミングで「本当にあの時の選択は正解だったのか」と定点観測していくことでしかわからないんだと思います。そして、その選択を正解にするために、目の前のことに全力で取り組んで行ってほしいと思っています。

以上、就活における意思決定の正解に関する自分なりの考えでした。

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