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自分の教材、大公開。(2)

こんにちくわぶ、まてさんです。

さてさて、前回は「英語表現Ⅱ」の教材を用意しましたが、今回は「コミュニケーション英語Ⅲ(4単位)」の教材を提示します。

はじめて教える生徒たちだったため、開始当初はバリバリ進まず、講義型の授業+αという形で、慣れ親しんでもらう取り組みを続けていました。(おかげさまで、だいぶ慣れてきたみたいです。話しかけられる機会も増えてきました)ただし、「主体的・対話的で深い学び」であったかというと、そうでもないのが現状です。

さて、4月当初に使用する予定だったWorksheetをまずは提示します。

Listeningで概要把握

→Readingで活用

→Read Aloudで身体的に音声を入れる

→Summary Writingでまとめる

の予定でした。まずは「英語の学習」を身に着けるための方法レクチャーを兼ねて、これで進めるつもりだったのです。しかし、コロナウイルス感染症による休校が延長されることとなり、Worksheetを使った授業が不可能に。3年生の教科書のため、後ろに行けば行くほど長文となり、この形式が難しくなります。

通常授業に戻った時には、Web授業でLesson.1~5までが終了しており、Lesson.6からに。これが厄介で、Lesson.6から文章が途端に長くなり、Worksheet形式でやると膨大な時間がかかってしまいます。そのため、何時間で終わるか見込みが立たなかったのです。

そのため、ひとまずはReading講義形式でやることに。とりあえずListeningは実施(長文過ぎて概要把握までは至らず。一般組が全くいないような状況のため、飛ばすこともしばしば・・・)し、少々解説を行ってからQuestion&Answer→Read Aloudへ。

ただ、この授業だと生徒が「参加」している雰囲気がまったくない。失敗するだろうとは思いつつも、とりあえず前年に成功しているSummary Writingをやってみることに。

ここであることに気づきます。Reading講義形式だとびくともしなかった生徒が、Summary Writingになった瞬間にすらすらと書き始めます。

「あ、そうか!」と自己反省。これが「主体的に学ぶ」ことなんだと感じました。

慣れているとはいえ、一斉授業についてくるはずがない。主体的に学ぶことがなく、話もできず、飽きてしまう。

ここからはガラッと方針を変え、「問を投げかけ、3人に発表する」スタイルに変更することに。ただ、これをやるのは9月からですから、まだまだ策をめぐらせているところです。

さて、これのPPTやらプリントを作らねば。(といっても、すぐに終わるかとは思いますが・・・!)

実践してみての経過は、またお知らせしたいと思います。

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