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【悲痛】小1男の子がランドセル重いと泣く!それを叱るママ~そして自転車で立ち去る!!

(※ヘッターは先日いただいた珈琲の写真です。このママさんにもリラックスタイムが必要です!!)

先週、とても心が苦しくなる出来事が我が家の目の前で突然始まりました。

小さな男の子とお母さんの激しい言い合いが、突然聞こえてきたので、

思わず聞き入ってしまいました。

言い合いの内容は以下の通りです。


男の子:ランドセルが重いので、お母さん持って!

母親: ランドセルは自分で持つものなので自分で持ちなさい!


この平行線のやり取りが、15分は続いていたと思います。

男の子は大声で泣き叫び、母親も負けじと大声で叱っています。


「ランドセル重い~、わ~ん。ママ持って~」 (男の子)

「みんな自分で持ってるの!!!💢」(母親)

しばらくたつと、母親の声が聞こえなくなり、代わりに男の子のしくしくとすすり泣く声のみが聞こえてきます。

気が付くと、私は玄関を飛び出し、その子の元へ駆け寄っていました。

そこに、母親の姿はなく、黄色い帽子をかぶった男の子は一人ランドセルの上に覆いかぶさるようにして泣いていました!


泣きはらして、赤くなった顔や体に蚊が集まって来ています(><)!

私はその子から蚊を払い、思わず背中をさすっていました。


すると、数分後、抱っこ紐に2~3歳の男の子を抱えて自転車に乗った母親がすーっとやって来ました。


「大丈夫ですよ。見てますから。」と言う母親の表情は目が吊り上がったままでした。

私はたまらず、「どうしたんですか?」と母親に声をかけました。

「この子は、もう小学1年生なのに、私がいつもランドセルを持ってあげている。」

とのことでした。

いつもは持ってあげているので、今日は自分で持ってほしいといった内容でした。。。


今回のような親子のやり取りは、子育てをしている親子間では、あるあるのことですよね。

私も同じようなことを何度となく繰り返してきたことを思い出して、
心がきゅーっと痛くなりました。
といいますか、私の子育てってそれだけ(ガミガミだけ)だったんじゃないか?と思うほどです。。(泣)

お母さん目線から見ると、子供にきちんとしてほしいから、子供のためを
思って厳しくしているんですよね。

でも子供目線か見ると、お母さんが意地悪しているようにしか思えないと
思います。

重いランドセルを持てない原因は、お母さんが日頃より、その子のことを分かってあげていないから、でしょう。。


その子の気持ちが満たされていたら、お母さんの言うことを、
ききやすくやるのではないかなぁと思います。

まずは、その子の気持ちに共感することです。

今回の場合であれば、「ランドセルが重いんだね。」と何度でも分かって
あげることと思います。

小学1年生にとって、ランドセルは実際に重いと思いますから。。

その男の子はこんなことも言っていました。
「僕は先生にも怒られた。ママにも怒られた。どうしたらいいの!!」と。

小学1年生にしては、自分の気持ちをきちんと言語化できる、しっかりした子と感じました。


この時期のお母さんは、子供をちゃんとした子に育てないといけない
という気持ちが強すぎて、
肝心の子供の気持ちを分かってあげることが出来ない方が一定数いると思います。


ここから、親子の溝ができるんですよね。


私は、この事実に息子の不登校をきっかけに気づくことが出来ました。

ここで言うちゃんとした子というのは、

・ランドセルを持つ子
・宿題をちゃんとする子
・普通に学校に行く子

ということです。

これは、その子のことをちゃんと考えた結果というより、母親が安心するための材料ではないですか?


母親というのは、子供が赤ちゃんのときは、その子が本当に欲していることをやってあげていたはずなのですが、

いつの間にか、世間一般や学校で上手く行く子を目指すようになってしまいます。。


その後、私はその母親に、おおむね以下のようなことを話しました。

・お子さんは、まだ小1ですから、ランドセルは持ってあげてもいいと思う。
・たまにお子さんがランドセルを持ったときには、ちゃんと褒めてあげてほしい。
・小学校が終わるころにちゃんとしてたらいいという大らかな気持ちを
もってほしい。


そして、その男の子には以下のことを話しました。

お母さんは、本当はあなたのことがとっても大好きなの。でも
あなたにちゃんとさせたいから厳しくしてるの。

と。

それでも、そのお母さんの目は吊り上がったままでしたが。。

「うちにはうちのやり方がありますから。」とのことで、その後


母親の自転車の後部座席に男の子とランドセルは乗り込み、
3人ですーっと走り去って行ったのでした。


確かに、子育てには正解も不正解もなく、お母さんというのは、この時期 
ただがむしゃらに頑張っているのです。

2~3歳の男の子も抱っこ紐にいましたから、あのお母さんは今は本当に大変な時期なのだと思います。

私も、子供たちが小さいときに、母子家庭の子供と言われなくないので、ちゃんとしてほしいと思っていました。

まだ保育園だった子供たちを走らせて保育園に通わせていた時もありました。

今、思い出すと異常な厳しさだったなと涙が溢れそうになります。


当時の私に、今の私からの言葉が、果たして心に響くのか・・・?


お母さんが必死なのは、痛いほどよく分かりますが、その前に、

一番大事なのは、やはり子供の気持ちに寄り添うことですね。。


と改めて感じさせられた出来事でした。。

あのお母さんと男の子が今後、どうなっていくのか気になりつつ、昔の自分たちを思い出しては

懐かしくも心が痛くなった私なのでした。。

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