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もしかしたら体操選手になったかもな話

子供のころ、とにかくいろんなものから落ちました。
自宅の階段はもちろん、
回転する椅子や、ブランコや鉄棒、などなど。


そのなかの一つ、
歯医者さんの階段があります。

入口は2階で、
外のコンクリート階段で上がります。

母についてきて貰っていました。


順番がなかなか回ってこなくて、
じっとしていられなくて
私だけ外に出ることにしました。



「!」



と思ったときには、
私は階段の下に立って
2階のほうを見て立っていました。



あれ?
何が起こったかわからない・・・


その様子をみていた女性が、
「お母さんはどこ!?」と慌てて近寄ってきて、


私を2階の母のところまで連れていってくれました。



私は、側転しながら階段を落ちたらしいのです。


みていた女性が体操の先生だったらスカウトされたかもね、
などと笑って話しますが、


降りているとき(落ちているとき)、
何かに包まれたような気がして
怖くなかったことは覚えています。


包んでくださって、ありがとうございます。




これも私の奇跡のひとつ。




何かに助けられた気がする、
そんな経験、ありませんか?



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