相続の事前準備の重要性について考える
誰しもがいつかどこかのタイミングで必ず考えるときがくる相続問題。実際に相続が起きてからではなく、大切な家族にとって安心・安全なものにするためには、健康リスクや認知症のリスクに事前にきちんと備えておくことが重要です。
1月18日に「認知症や相続が起こる前に!事前準備の重要性~信託・後見で押さえておくべきポイント~」をテーマにセミナーに講師として代表税理士の小島が登壇しました。
今回は相続や信託に関わる弁護士、ライフプランナー、税理士と各分野のプロフェッショナルが共同でセミナーを開催しました。
諏訪・髙橋法律事務所 弁護士 髙橋智美氏
今回のセミナーは高齢者社会に関して色々な業種の方から話を聞けるよい場となりました。
判断能力が低下してしまう前に準備検討しておいた方がよい事など、今までは講演に呼んでいただきお話してきましたが、自分発信でお伝えしてみたく今回のセミナー開催に至りました。
今後も他業種と共同でセミナー開催をしていきたいです。
プルディンシャル生命保険株式会社 ライフプランナー 中川謙一氏
現在、両親の体調が悪く、相続の準備ができない状態になってしまいました。私の教訓を生かし、皆さんに早めの相続準備を呼びかけたく今回のセミナーを開催することにしました。
セミナーのリアル開催は久々で受講者の方のリアルな感想が聞けてとても良かったです。
税理士法人マッチポイント 代表税理士 小島匡彦
税理士として相続税の申告に携わった時、実際に事前に準備しておけば全く違う結果になったのにと思ったことがありました。現在は、事前準備の大切さを広く知ってもらいたいと思い、一般社団法人などを設立し広報活動しています。そのような想いもあり、2人からセミナーの話を頂いたとき、是非参加したいと思いました。また、実際に相続について事前準備を考えている方はもちろん相続に関する周辺業務をしている方に伝えたかったです。
周知していくためにも、定期的に開催していくことが大切だと思います。
後見制度や、相続のその先まで考えられる信託制度。
判断能力が低下する前に検討しておく重要事項は多くあります。
優先順位の高いものを整理したうえで利用する制度を決めておけば、大切な人のために将来に備えることができるでしょう。専門家の意見をうまく活用し、後悔のない選択をしていきましょう。