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カルト・オブ・ダン・マニフェスト

私は昔から先延ばし癖が酷かった。夏休みの課題も最初は心を燃やしながら取り組むが、いつもは学校が始まる前日などから始めていた。

いつも追い込まれないと取り組まない性格のせいで、多くのことを終わらせることが苦手であった。(苦手というかやったことがなかった)
今でも学生として課題やレポートに追われるような日々を過ごしているが、なかなか昔からの先延ばし癖は治らない。

そこで、出会ったのが Cult of Done Manifesto である。和訳すると、終わりのカルトのマニフェストである。こう聞くと世界の終焉を思い描くような名前であるが、実際には事を終わらせる方の終わりとして使われている。本記事では、このカルトのことを英語名に敬意を示しカルト・オブ・ダンとして表記する。

この13項からなるマニフェストは、数々の”やるべきこと”をこなす心得が書かれている。本文は英語なのだが、ここにネットで初めて、日本語版の終わりのカルトのマニフェストを記したい。


カルト・オブ・ダンマニフェスト

Cult of Done Manifesto 

  1. 存在には三つの状態がある。無知、行動、そして完了。

  2. あらゆるものは下書きであると受け入れる。それが終わらせるのに役立つ。

  3. 編集の段階は存在しない。

  4. 自分が何をしているか分かっているふりは、実際に何をしているか分かっていることと等しいので、知らないままでも、ありのままの自分を受け入れ成すべきこ とを成し遂げろ。

  5. 先延ばしを排除せよ。アイデアを実行するのに一週間以上待つなら、そのアイデアを放棄せよ。

  6. 終わりであることの目的は、完了することではなく、他のことを進めることである。

  7. 一度終われば、それを捨てることができる。

  8. 完璧を笑え。それは退屈であり、終わることを妨げる。

  9. 汚れていない手を持っている人は間違っている。何かをすることで正しいことになる。

  10. 失敗は終わりと数えられる。同様に、間違いもそうである。

  11. 破壊は終わりの一形態に過ぎない。

  12. アイデアを思いついてインターネットに公開すれば、それは終わりの幻影と言える。

  13. 終わりこそがさらなる進展のエンジンである。


以上が全13項からなるカルト・オブ・ダンのマニフェストの和訳全文となる。英語本文の作者であるBre Pettis と Kio StarkはCC BY-NC 4.0 DEEDの元、公開(公開元)している。

実際にこのマニフェストが日本語に翻訳されインターネットに公開されるのは初めてであろう。より多くの人々の役に立つことと願っている。
ではでは、次の記事でお会いしましょう。
抹茶たいやき


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