「分析レポート」 長野パルセイロ戦 新スタイルへの適応
皆さん、こんばんは。まずはレポート制作が遅れてしまい申し訳ありません。無事テストが2つの意味で終わりました。それでは今回の目次です。
1.両チームのスタメン
沼津は前回と変わらず4-4-2。長野も同じく4-4-2でした。長野は富山戦で攻撃トップのデータを残した川田選手が先発起用されると思っていたのでこのスタメンは予想外でした。ですが攻撃の形は変わらず、両サイドバックが高い位置で幅を取るのは徹底されているように見えました。まずはそのサイド攻撃について。
2.長野のサイド攻撃
ジュビロ磐田とのトレーニングマッチでもみえた課題ですが、沼津は4-4-2で守備ブロックを作るのでサイドから攻撃を受ける際、
ハーフスペースと、沼津のハーフより高い位置で幅を取る選手がいるとハーフの選手は中を絞らなければいけなくなり
幅を取っている選手にパスを通されるシーンが多くありました。このようにパスを出されると、サイドバックが出ていかなければいけなくなり
図のように裏が空き、このスペースを使われることが多くありました。この現象が前半だけでなく後半にもみられたので、沼津は相手の攻撃に合わせて守備の形を変化させていくことが今後求められていくと思います。
3.ハーフスペースを使った攻撃方法
沼津はこの試合、ハーフスペースと幅を使うことにより、大きなチャンスを作りだすことができたシーンがありました。それが35分47秒のシーンです。
このシーンで重要になってくるのは染矢選手と尾崎選手のポジショニングです。この二人に選手がここにいることによって
相手サイドバックは染矢選手にも尾崎選手にもマークを付けずにいました。このようにハーフスペースはいるだけで脅威になる場所です。このハーフスペースを取る意識を選手全員で共通認識にするのが大切だと思います。
4.降りてくるタイミング
この試合、沼津はボールを保持することができても、チャンスを作り出す回数が少なく見えました。その理由が、降りてくるタイミングにあると思います。特に気になったのが前半7分のシーンです。
このように、ハーフスペースを佐藤選手がとっている際に前澤選手が下りてきてしまい、パスコースがなくなるシーンがありました。ほかの選手もハーフスペースから降りてきてしまうシーンがあったので、ここの改善だけで沼津の攻撃は今よりもっと相手にとって脅威になると思います。
5.前線からのプレス
こちらもジュビロ磐田戦のときと同じになってしまいますが、沼津は長野に2-1でリードされている際
このように、数的不利の状況でプレスをはめることができないシーンがありました。この場合は3トップのような形を作る、パスコースを消しながらプレスをかけるなどの対策が必要となります。
最後に
ここまで読んでくださりありがとうございました。本当は深く掘り下げたいところがたくさんあるのですが、時間の都合上ここまでにさせていただきます。いいなと思っていただけたらRTやいいね、よろしくお願いします。
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