見出し画像

#9 コミュ障の工夫②

こんにちは。

#7では外回りにおけるギアの切り替えを書きました。

今回はコミュ障の社内におけるコミュニケーションの取り方です。

外出先であれば、訪問先以外は素の状態に戻れます。
しかし、社内はそうはいきません。なかなか「オフ」になんてなれないんですよ。

注*ここで触れる「コミュ障」とは、対人関係が苦手なものと定義します。
実際の障害としては扱いません。

会社という組織の一員である以上、社内でのコミュニケーションは避けて通れません。

会社には色々な部署があり、ウチの会社も例外ではありません。

大きく分けると、営業・設計・工事・総務経理に分かれます。
大枠の中に〇〇部、〇〇課とかあるので厳密にはもっとありますが。。。

営業であれば、設計+工事部門と密にコミュニケーションを取る必要があります。

営業→設計「図面描いてよ。」

営業&設計→工事「この図面で工事やってよ。」

工事→営業「工事終わったよ。引き渡してね。」

営業→経理「契約金額の管理は任せたよ」

大雑把に書くとこんな感じになります。

僕は入社前、「上に書いた感じでいけばいいのかー。楽勝やんw」と正直舐めていました。
しかし、現実はこんなに簡単ではありません。
入社してしばらくは「社内調整」に苦労することになります。

社内調整は社内営業とも言いますね。

外部の人間を動かす事より、内部の人間を動かす事がどれだけ難しい事か!

対人関係が苦手なコミュ障は、本来、安全地帯であるはずの社内でも戦場なのです。

だから、報告・連絡・相談は大事な訳ですね。
(この辺は前回参照で!)
怠ると、

背後から撃たれます・・・


社内(他部署も含めて)でスムーズに物事を進めるならば、

事前打合せ、根回し

これが重要になってくるかと。
僕は特にココを重視しています。

当たり前かと思う方もおられるでしょうが、案外出来ていないもんですよ。

当たり前の事を当たり前のようにする。
これって結構難しいもんです。

営業→設計「図面描いてよ。」
いきなりこんなこと言われても、まともに描く気になれませんよね。
他の仕事が忙しい時に、事前相談も無しに来られたら「なんやコイツ?」となるはずです。

だから、お願いをする前に事前打合せ・根回しが必要なんです。

「〇〇っていう案件があるんだけど…」

「〇〇課って仕事立て込んでる?何日から作業できる?」

こんな一言があれば、相手の受け取り方も変わります。

若手の頃は事前打合せ、根回しが全く出来ませんでした。
大きな組織ほど縦割りになりやすいので、コミュ障が他部署の壁を乗り越えて行くにはハードルが高すぎたんですね。

このままじゃイカンと思い、喫煙所に付いて行って話を聞いてもらったり、休憩スペースの自販機の前で相談したり・・・
苦手ながらもやれることはやったつもりです。
(喫煙所での相談は、健康を損なう恐れがあるので自己責任で!)

数をこなしていると、面白いもんで少しずつ相手も気を許してくれるようになります。
こうなってしまえば味方になったも同然です。

媚を売っているように思いますが、決してそうではなく。
あくまでも、円滑に仕事が出来るように信頼関係を築いているだけなので。

あとは、味方につけた相手の信頼を損なわないように行動するだけです。
これは、社外・社内共に言える事ですね。

外出先とは違い、社内では誰かしらが話しかけてくるので、「オフ」の状態に戻れる時間は少ないです。

少ないながらも、こうしてnoteを書いてみたり・・・w

「おーい〇〇」

って呼ばれたらすぐに「オン」状態になりますけどね。

最後に、

これから仕事を始める方、職場内での対人関係に悩んでいる方。
相手の懐に思い切って飛び込んでみると、案外拒絶されないかも知れませんよ。

当たり前の事をしっかりしておけば、社内は頼もしい味方です。

どれだけ自分の味方を作れるか。ゲーム感覚でも良いので初めてみてはいかがでしょうか。

それでは。

#9 END

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?