近所の雑誌

私はまあなんとは無しに文章を書いている身分ですが、近所の雑誌を手に取って読んでみた。

誠いろいろな考えがあって結構なことだが、読んでいて疲れることこの上ない。そもそも私自身、人の話を聞くのは好きだが、聞き初めて2、3分もするとよっぽど面白い話じゃない限り、全容を大方掴んだような気がして飽きてしまう質なのだ。

よって色んな人が色んなことについて捲し立てるこの手の雑誌は疲れることこの上ない。この手の話はもっと悪びれて話すモノではないのだろうか。

音楽やら本やら、読書やらについてあーだこーだ述べてはいるものの、内容はキャバクラの猥談と大差ない。

そもそも良い文章とは、こちらが考えようとしてアプローチして読まないといけないようなモノではなく、読み手に対して自然と思考させるモノで、読書とはそう言う意味で対話ではない。

私にとって読書とは訓示であり福音であるため、こちらが見ず知らずのおじさま共の愚痴に付き合ってあげている要領のこの雑誌は苦痛極まりなかった。

もっと広い世界を見せて欲しいものだ。

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