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DIYミニバースピーカーの製作

◆製作のきっかけ

昔収集したレコードを鑑賞するためにスピーカー付きレコードプレーヤーを使っています。

中華製の安っぽいオーバルスピーカー(70×40 mm)を小型でも音が良いと噂(?)の北日本音響製のスピーカーに変えたら多少音が良くなるかと思い、電子パーツ販売店から同サイズのスピーカーユニットを取り寄せたのですが、結果的にあまり変わらず(^_^;)
しかも、何を勘違いしたのか、最初ツイーター(型番:T00207H0)を購入してしまい、後にフルレンジ(型番:F02307H0)を買い足すという失態をしでかし・・・。

まあ、結果的にこの手の小型スピーカーユニットなので音域的には大差ないのですが。

ということで、2組のスピーカーユニットだけがデッドストックのまま残ってしまいました。

     左:F02307H0     北日本音響のHPより    右:T00207H0    

音質的には決して良いとは言えない小型スピーカーとはいえ、このまま何も活用しないで放っておくのはもったいないということで、ふとミニスピーカーボックスを作ってみたらどうだろうと思いたち、製作してみることに。

◆スピーカー構成

構成的にはフルレンジだけで事足りますが、せっかくツイーターがあるので、フルレンジとツイーターの2基構成とします。
ボックスの形状としては楕円スピーカーなので、縦に2基並べてキューブスピーカーっぽくするのも良いな。横に並べて薄型にするのも良いかな?・・・などとアイデアを紙に書いていたのですが、アンプやら電源やらいろいろ考えたら構成がめんどくさいのでいっそのこと一体式のバースピーカーシステムにしてしまおうということになりました。

本格的なスピーカーならエンクロージャの容積とか、クロスオーバーネットワークの計算とか、専門的な知識が必要ですが、このサイズですから収まればオーケーです👍

一応、ツイーターにはローカットフィルターとして上のサイトを参照して10μFの無極性コンデンサを挿入しておきましょう。

アンプはこちらも電源が面倒なので、USBパワーで動作可能としたい。
探していたらちょうど良い物がありました。
aitendoの低電圧小出力オーディオアンプキット [K-4863B]です。

◆製作

パーツが揃ったので、エンクロージャーを作ります。
材料は手持ちのMDF板。できるだけ小型にしたいので、スピーカーユニットは4個横並びとし、その中央にアンプを入れる形としました。

肝心の製作過程の写真を撮り忘れたので、いきなり完成形💦

音質ははっきり言って悪い(笑)
ラジオ音質ですし、幅の関係で定位もヘッタクレも無いです。
それでも真正面で接近して聞けばそれなりの音質ですし、枕元スピーカーとしてなら十分です。

そんなわけで、なんちゃってミニバースピーカーシステムができあがったのでした。
メデタシメデタシ。

しかし・・・(続)

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