マタギ式入院手術体験記⑦
第六章
「まな板の変態▪後編」
闇の中から聞こえてきたのは
今にも泣きそうな
母親の声でした…
母:「マタギ、頑張ったね…」
母:「よう頑張ったね…」
すぐ近くで声か聞こえるのに真っ暗
何も見えません
声も出ないので
それに受け答えできない…
ただ手を動かしたら動きそうなので左手で必死でピースサインを作ってみせる
実際にピースサインが作れているのかは不明…
そこからまた
眠ってしまったのか…
次に本当に目が覚めた時は病室のベッドの上でした
左手に点滴
鼻にはカニューレ
痛みは…その時はほとんど感じなかったけど腹部に違和感はある…(-∀-`; )
無事、手術終わったんだ…(ヽ´ω`)ホッ
なにか…
腹巻きでも巻いた様な圧迫感?なんかお腹の表面に貼り付いてますよ…的な?
それで身動きとりにくいですよ…的な?
そして麻酔からの目覚めも良好(๑•̀ㅂ•́)૭✧
吐き気もだるさも全く感じません(๑•̀ㅂ•́)૭✧
看護師さんが点滴やらを見に来てくれていた時で
鼻カニューレはすぐに外され
聴診器で腸の動きを聞いてもらい…
看:「腸がよく動いているからお水飲みましょうか(o^-^o)」
といって
すぐにコップにストローを差し
冷蔵庫からお水をとって注いでくれ、飲ませてもらいました
んっ…んっ…んっ…(´-ω-`)
↑
この音ですか?
喉にエヘン虫がついているので「んっ…んっ…」言うてました(-∀-`; )
麻酔科でもらった説明にも書かれていましたけど
やっぱり喉に管を通すので
後で痛みや声のかすれが起こるってのはこの事なんですね
マタギは痛みとかはありませんでしたが
カラオケで唄い過ぎて喉が枯れた感覚かなぁ…
だから水が美味しかった~(*^^*)
看護師さんがベッドの真横にテーブルをくっつけてくれて
取りやすい様にその上にコップを置いてくれたんですね♪
だからチビチビやりながら
休めるという…
(酒かよ┌(`Д´)ノ)゚∀゚))
寝返りも、うっても構わないと言われました
ベッドのサイドにある手すりを掴まえて
よいしょっと身体を…
イ、イテテテテ…(-ω-;)
動くとお腹が痛かったです
やっぱり手術してるんだと実感(笑)
でも
ハッキリ言って痛みはそれ程はないですよ(*´-`)
なんかやっぱり傷だからお腹の表面が痛い感じ
そして動いてみて気がつきました
パジャマはいつの間にか浴衣タイプのになっていて…
パンツはいてオペ室に行ったが
オムツになっている…(;-ω-)ノ
そして…
股の真ん中から1本長いのが生えている感覚
太ももに当たっている
ま、まさか…(-ω-;)
生えてきたのか!?╰U╯(-ω-;)
そんな訳はありません…(;-ω-)ノ
尿道カテーテル
俗に言う「オシッコの管」ですね
あ、あのですね
実はこのマタギも手術の際にこの「オシッコの管」少し心配していたんですね…
少し話を遡るんですが今から10年前の2014年の夏の事
マタギ熱中症になりまして
いや、熱中症とは診断されてないから違うのかな…
放置していたら多分熱中症になっていた…みたいな?
夜のバイトから帰ってきて大量の
(꒪ཀ꒪)グハッ
(↑これ、実に25年ぶりの嘔吐なんですよf(^^;嘔吐恐怖症は吐くのもコントロール出来るんです(๑•̀ㅂ•́)૭✧←自慢するな)
母親がびっくりして救急車を呼んで急遽病院へ…
検査やら点滴してもらったんですけどその時に尿道カテーテルされたんですね
された時はそんな痛みとか記憶になかったんです
で、点滴1本打ってもらって
もうする事ねぇ…
帰っておくんな( ー`дー´)
って、なった時に看護師さんが外してくれたんですが
ブシッ!!
いってぇぇぇ~。゚ヽ(゚`Д´゚)ノ゚。
いてぇよ(/_;)クスン
帰ってからもしばらくはオシッコの時に痛みと
少し出血もありました…
で、まぁ尿道カテーテルって痛いもんなんだって思っていたのですが、今回の入院の際に色んな人から情報や話を聞くじゃないですか
マタギ:「尿道カテーテルって痛いよね~(>_<)」
って話したんですよ
そしたら
友:「え~全然痛くないよ?(・д・`*)」
マタギ:「マジ!?Σ(・ω・ノ)ノ」
なんでもカテーテルを外す時は看護師さんから「ふ~」っと息を吐く様に指示があるそうです
その時に外せば全く痛くないそうで…
(-ω-;)イヤイヤイヤ
あの時の看護師、何も言わんと「ブシッ」って抜いたぞ…(-ω-;)
あの時もな~んか感じの悪い看護師だと思っていたけど
やりやがったな…(-ω-;)クソ
まぁ今回はきっと大丈夫だろう…
で、話を入院中に戻して…(´-ω-`)
更に足元の方へ意識を持っていくと…
Σ(・ω・ノ)ノオゥ
フットポンプ
空気が入ったり抜けたりを繰り返すマッサージグッズの様な機械です
これはエコノミークラス症候群の様に血栓が出来ない様にする優れもの(๑•̀ㅂ•́)૭✧
履いている白いハイソックスは着圧ソックスで
実は入院当日に看護師さんが脹ら脛のサイズを図り
用意してくれたもの
手術前に病室で履いて行ってたんですね
昔、母親の開腹手術の時は
ここまでの体制整ってなかったなぁと…
今は色々考えられてますね(๑•̀ㅂ•́)૭✧
で、何回めかの看護師さんの訪問時に引き出しの中のスマホをとってもらい
知人やら家族やらに連絡
某Lブログにも簡単に記事を載せて…
皆から温かい言葉、労いの言葉をいただく…(●´ω`●)
いやいや
その時だけじゃないですね
通院中も入院する時も
沢山の方から心配や励ましの言葉いただいたから
頑張れたんですもん(*´-`)
改めて
ありがとうございました(。-人-。)
さて、手術直後の事ですが
メールでやりとりした母親の話では
手術は予定より長くなり
14時過ぎに出てきたそうです
腸と癒着していたみたいでそれを剥がすのに時間がかかったそう…
ちょっと記憶が定かではないですが筋腫が癒着していたのではなかった様な…
子宮内膜症もあったそうなので
多分
内膜症が原因で腸と癒着していたんだと思いますが…
まぁそれでも綺麗に剥がせたとの事でした
オペ室からベッドに乗せられ出てきたマタギは
目は開いているものの虚ろだったそうです
母親はその姿を見て本当に娘が手術したのだと実感したとか…( ω-、)
そして…
何故か左手がピースサインになっていたんだけど…
と…(ノ∀≦。)ノ
やっぱりあの時のピースサイン
作れてたんだなぁと(笑)(笑)
術後1日目はそこから何回も
ウトウトと眠っては目が覚めての繰り返し
心配していた空腹も全く感じませんでした(-∀-`; )
ちなみに尿道カテーテルも何も感じません
寝返りの時はカテーテルと点滴を気にして慎重に行っていましたが…
後は動かなければ傷の痛みも
全く感じなかったですね
消灯する頃かなぁ
それ位からが、辛かったかなぁ…
何が辛いって
動けないのが辛い…(TдT)
それでもマタギの場合まだ寝返りも打てるし水分補給も出来るんですけど
それでも辛い…(TдT)
動きたい…
起きあがってベッドに座りたい…
そして昨晩までホルモンを調整する薬、レルミナ錠を飲んでいたため
まだ更年期症状に悩まされる…
手や背中が火照る…(TдT)
な、なんか冷たいもん…(TдT)
なんか…
なんか…(TдT)
キョロo(・ω・= ・ω・)oキョロ
Σ( ゚Д゚)オッ?
↓枕元に…
………(´-ω-`)
これですね↓
the膿盆(๑•̀ㅂ•́)૭✧
(笑)(笑)
多分…(꒪ཀ꒪)グハッの時に使う様
用意されていたんでしょうけど
こういうのって金属なんで
冷たさを感じるんですよね♪
なので
これを手や額にっ!!
(膿盆)ω-。)ピトッ♡
キモチ~♡
(笑)(笑)
用途が違う!!(笑)
いや(-∀-`; )
勿論、まだ
何にも使用してない状態ですよ
でも…
よく考えてみたら冷蔵庫に
自宅から持ってきたパックゼリーがあったんですよ…
それを保冷剤代わりにね
持つだけで違うんだけど…
看護師さんが来た時に取ってもらえば良かったんです(-∀-`; )
記事書いていて
今頃、気がつきましたよ(-∀-`; )
(笑)(笑)(笑)
そうやって
手術当日の夜は更けていく…(´-ω-`)
続く
追伸
手術当日の内容長くなりました
読んでいただきありがとうございます(。-人-。)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?