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リモートワークのコミュニケーションで大切なことは全部スプラトゥーンから学んだ

マンメンミ!みなさんスプラトゥーンやってますか?この記事はカンム Advent Calendar 2020の12日目の記事です。昨日はブラックストーンさんの「コロナ禍でも続いていく社内勉強会の話」でした。よろしければこちらもどうぞ!

カンムのゲーマー枠ということで、スプラトゥーンについて書きたいドリブンでタイトルを決めたのでなんとかして仕事に絡めた内容にしていきたいと思います。

スプラトゥーンたのしい

スプラトゥーン(厳密に言うとスプラトゥーン2)とは任天堂から発売されているゲームの人気タイトルです。2017年7月に発売されているのでもうすでに3年経っているわけですが、未だにアップデートが続いている息の長いタイトルです。発売されてすぐの当時はあまりハマらなかったのですが、 2018年5月くらいに nabeliwo という悪友の誘いに乗ってハマってしまい、そこからは狂ったようにやっています。

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ぼくはキャンピングシェルターをメインにつかってます。スプラトゥーンやってるひとはぜひ一緒にリグマやらプラベやらやりましょう!

コミュニケーションがめちゃめちゃ大事な対抗戦

今はスプラトゥーンの社会人コミュニティに入っており、1年の半分くらいはリーグ戦に参加してます。固定のメンバーでチームを組んで、2〜3ヶ月くらいのあいだ練習やら対抗戦やらをやります。(前職 SmartHR の面々と出てることが多い)

スプラトゥーンの対抗戦は非常にスポーツ性があり、4vs4で行うためチーム間の連携やコミュニケーションがとても重要になってきます。実際に今から何をやるといった意志をチームに共有したり、相手の位置とブキを報告したり、味方に「こう動いて欲しい」とオーダーしたり…といってもあまりイメージが湧かないかもなので実際の試合を貼っておきます↓

(試合に参加するプレイヤーのほかにも配信担当の人が観戦視点で入って試合の模様をLIVE配信したりしてます。ぼくは母性というチーム名で「よよぎうえはら」というプレイヤー名で出てます。このとき代々木上原まで寝過ごしたとかそんな理由)

強いコミュニケーションは自分の首を締めていた

ゲームスピードや試合展開の早いスプラトゥーンの対抗戦中は5分間ずっと余裕がなく、ミスやデスがかさむと心理的にも逼迫し気心の知れた仲のひと同士でもコミュニケーションがヒートアップしがちです。

ぼくはこれ系で明確な失敗があって「今デスしないでほしかった…」「なんでそう動くんですか?」など、語気と攻めっ気のつよいコミュニケーションを取って味方を萎縮させてしまったことがありました。

そうすると味方の判断の際に「勝つためにどうリスクを取ってリターンを手に入れに行くか」以外に「どうしたらあいつを怒らせないか、自分が怒られないか」など、本来勝つために必要のないノイズ情報が判断材料に加わり、勝つための最短距離の判断ができなくなります。

というのと、一時期ゲーマーの間では話題になっていたと思うのですが、実際に暴言を吐くと負けに繋がりやすいというの根拠があるみたいです。

一部抜粋すると

・直接暴言を吐かれた人は、処理能力が61%、創造性が58%下がる
・自分の所属しているグループに対して暴言を吐かれた人は、処理能力が33%、創造性が39%下がる
・他人が暴言を吐かれるのを目撃した人は、処理能力が25%、創造性が45%下がる

「暴言を吐かれるのを目撃しただけの人」ですらパフォーマンスが低下
また研究結果では、直接暴言を吐かれた人だけでなく、自分が所属するチームに対して暴言を吐かれた人、さらには暴言を吐かれるのを目撃しただけの人ですら、処理能力と創造性が下がってしまうことが明らかになっています。
つまり、たとえ仲間ではなく敵プレイヤーに対して暴言を吐いた場合でも、チームのパフォーマンスを低下させてしまうということになります。また、暴言を目撃した人も非協力的になるので、チームワークを形成するといった面でも問題が生じてしまいます。

といった内容です。暴言はかれると処理能力61%減、それを観測した人も25%減という味方に多大なデバフをかけてることになります。そもそもこっちから誘ってチームを組んでいるのにそのひとのアクションの意図を確認せず尊重なくディスってて本当に申し訳ないというのと、味方全体を能力低下させているということを知りめちゃめちゃ反省しました。

この一件からコミュニケーションの際に相手の意図を確認してから最適解と思うものをすり合わせたり、フィードバックの際の声色や言葉選びを意識的にするようになりました。

リモートワーク下のコミュニケーションで感じたこと

スプラトゥーンに関する長ったらしい前提からようやく本題です。

コロナ禍によるリモートワーク比率の高まりやコミュニケーションツールの進化で、チャットコミュニケーションが業務コミュニケーションの大部分を占めるようになってきました。

業務で強いコミュニケーションを取らないとかそういうのはもういろんな文脈で語られてると思うので、今回はそこではなく「相手の判断材料に必要のないノイズを与えない」という点について書きます。

対面でのコミュニケーション機会が格段に減り、相手の表情や声のトーンなど視覚、聴覚で手に入る情報で相手の状態を把握するのが難しくなりました。そんな背景から、コミュニケーションの相手からしばらくレスがなかったりするけどどういう状態なのかわからない、なんとなく返信が素っ気ない気がするなど、相手の意図しない些細なことから、気にしいな人は「あれもしかして今機嫌悪いのかな」「なんかしたかな…」などの杞憂に発展し、本来判断に必要のないノイズが発生するシーンもあるように思います。(気にしない人からしたら「そんなん思わんわwww」って感じかもですが、自分は気にするほうなのでたまにあるのと同じような話をたまに聞く)

どうすればいいのかなって考えてたんですが、これに対する自分の回答は大体いつもご機嫌っぽく振る舞う、です。文字に起こすとわりとそんなことかよって感じなんですが、チャットの語尾に「!」をつけたり、ちゃめっ気のあるコミュニケーションをしたり、emoji を意識的に利用したりといったくらいです。書いててどこかで見たことある内容になってしまったなと思ってたら yaotti さんが2014年にすこし近い内容を書かれてました。6年前〜。

ぶっちゃけ別に気にしないって人も多いかもですし、誰かに参考にしてほしい!ってわけで書いてるものでもないのですが、スプラトゥーンで学んだことが(こじつけだけど)仕事につながってます、という話でした!みんなもスプラトゥーンしましょうくコ:彡

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お決まりのやつです!企業対抗戦に出たいなと思ってるのでキル武器、塗り、後衛のひとに入ってもらえると最高ですがスプラトゥーンやってない人ももちろん大歓迎です。

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明日は @thirayu の「OKR振り返り、japanese勉強会、豆柴の魅力、猫と鳥との生活、おすすめマンガ のどれか」です!どれなんでしょう!全部かも!お楽しみに〜〜〜

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