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【日記】短い夏と季節の音楽

 以前日記で書いたとおり、趣味のひとつにピアノがあります。

 もっとも上の記事を書いた当時からはまたちょっと習慣が変わって、毎日ではなく週に2,3日弾くだけになっています。
 ガチガチの練習漬けにするよりも捗るんですなぁこれが。まぁ趣味だし、これぐらいゆるく楽しむほうがいいと思います。

 さて、楽曲には季節感があるものも多いですね。ヴィヴァルディ『四季』のような思いっきり季節をテーマにしているものから、私はこの曲を聴くとこの季節を思い出す!みたいな個人の思い出と強く繋がったものまで実にさまざまです。

 私もその季節折々で強烈に弾きたい曲が変わります。そのひとつがJevetta Steele 『Calling You』。

 『Bagdad Cafe』という映画の主題歌として有名なこの曲。私はこの映画を見たことはないですが、タイトルから感じる印象とマッチしている曲に思えます。乾いた風が静かに吹き抜けるさまが目に浮かぶよう。
 幻想的なコード進行のせいなのか、どこか爽やかな心地よさのあるこの曲は、是非夏真っ盛りの天気の良い暑い日に弾きたくなります。ジメッとした日本の夏だからこそそう思うのかも知れませんが、とにかく毎年夏に弾くのを楽しみにしている曲なんです。

 しかし今年は……なんか7月になってからもアホみたいな豪雨が続き……こう暗くて雨ばっかりだとイマイチこの曲を弾く気になれず、初夏あたりから練習してきた『You've Got A Friend』を引き続き弾く日々。おかげさまで、こちらの曲についてはあっさり暗譜するまでに至りました。正直そう簡単に暗譜できる曲だとは思っていなかったのですが、やはり練習総量が多いと、自然と暗譜に繋がるようですね。

 梅雨明けしてようやく暑くなってきたというところで『Calling You』を弾き始めたはいいんですが、8月は8月で嘘だろ!?というほど雨ばかりで参りました。結局8月は雨の日でも弾き続けましたが、やっぱりこう気分が乗らないんですなぁ……。

 そうこうしているうちに9月になってだんだん涼しくなってきて、中途半端なまま私の『Calling You』の季節は終わりそうです。今年の夏は本当に短かった……。完全に気が向かなくなるまでは練習を続けるつもりですが、今年中に暗譜は到底できそうにありませんねー。長くはないけどまぁそこそこ難しい曲だしな。来夏に期待!

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