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第36回 矢島カップ Mt.鳥海バイシクルクラシック チャンピオンクラス6位

初参加のレース。
このレースは1日目 平坦TT、2日目 ヒルクライムで構成されていて、どちらか1日だけでの参加も出来るが、チャンピオンクラスは2日間の合計タイムで競うのがメイン。ただ、自分は色々な手間を考えた結果、2日目のヒルクライムだけに参加。

2日目のヒルクライムコースは公式の記載だと、27km1100mUPの1hrちょっとのレース。途中に2回ほど下りもあって、平均勾配だと表現出来ないテクニカルなコース。1日目のTTの結果を踏まえての2日目になるので、このあたりも展開を左右する駆け引きがあって、普段のヒルクラレースとは違ってなかなか面白いレース。

さてレースのほうは、チャンピオンクラスが25人エントリーでだいたい全員参加してたような感じだったと思う。事前に情報通ジモティに確認したところ、今年東北圏のレースで結果を出している東北勢オールスター的な感じと言うことで、全員要チェックな状況。

今回は動画が最後まで撮れているので、詳細はそちらを見てください。
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気温のせいか皆さんスタートは穏やかなペースで入って、淡々と進む。このコースは勾配が緩いところが多いから、なかなかみんな前を引きたがらないので大したペースでもないけど、1列棒状。
約10分くらいのところの先頭交代のタイミングで1名が飛び出す。総合上位勢ではないからか、特に追走するような動きもなく集団は静観。その後もコース的にインターバルがかかるところはあるものの、特に動きもなく進んいく。

30分経過したあたりで、前にいたM原さん、M谷さんの2名がスルスルと抜け出していく。自分はポジションが悪く即座に対応出来ず、集団内から見ているだけ。残った集団の先頭にはK村さん、T崎さんの両名がいて動かないし、集団はまだ15名くらいはいるので、ここは2人の動きに合わせれるように、前に移動。流石に前の2名は逃がしてはいけない2名なので、ある程度のギャップを維持したまま進むために、だんだん集団のペースはあがっていく。

まもなく2回目の下りになるだろうと言う辺りで、大御所 T崎さんから「下りで追いつくぞ」の号令がかかりペースアップ。ここから上り平坦を繰り返すときにインターバルがかかり、集団がどんどん小さくなっていく。そのころ最初の一人逃げの方をM原さん、M谷さんコンビが捉えるのが見える。逃げ2人を捉えられないまま、下り区間に突入して、追走集団はペースを緩めずに踏んでいく。コーナーの対応が下手くそでクランクになっているところで一瞬ギャップがひらいて、やばいと思って焦って踏みなおしてなんとか事なきを得たけど、明らかに無駄足を使った。その後まもなく、追走グループが前の2人をとらえたところで、集団は6人。

事前のコース予習ではここからはしばらく九折のような感じで上り区間が続く。M谷さんが良いペースで引いていくので、うしろに付かせてもらう。だがさっきまでの追走でのハイペースで完全に出涸らし状態になっていて、かなりきつい。2番手で中切れはやばいと思って少しはがんばるも、あっという間に耐えられなくなって集団からドロップ。ここから勝負どころというところで全く勝負に絡めず残念無念。

結果的に逃げを追う集団にいたことで、無酸素域で踏まされてここで脚を使い切ってしまったと言える。自分の脚質的にあのタイミングのあの逃げは乗るのが正解だったと言える。タラレバ言ってもしょうがないけど、読みが甘かったと言うしかない。

千切れた地点からゴールまでは5km弱はあるので、ここでタレれば後ろに追いつかれてしまう。前には同じように集団からドロップしたK村さんが見える。なんとか追いつけるように出来るだけ頑張ることで、なんとか気持ちを切らさないように進むことが出来て、ひとりでゼェーハァーしながら耐えているとラスト500mの最後のきつい区間。ここで後ろを見るが誰も見えないので、なんとか入賞圏をキープ出来たことに安堵しながらゴール。

データを見るとコースプロフィールの通り、平坦下りがあるので平均パワーはかなり低い。その代わり、暑かったせいで心拍はとにかく高い。

Ave.233W
Ave. 167bpm

機材は6.8kg制限に対応するために、通勤BMCで参加。いつものリドレーだとどうやっても6.8kgにならないと言うことを、今回初めて気付いた。

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