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怒らないで聞いてほしい、カナダの樽ドネムルソー説。〈カナダ/シャルドネ〉

こんばんわ(^○^) 3000ワインの民、ますたやです♪

さて今夜ご紹介するワインは、カナダのワインです!
こちらのワインは、恵比寿にあります『ヘブンリー・バインズ』さんにて購入いたしました♪

▶ ヘブンリーバインズさん初訪問の #ワ活 記事はこちら!

こちらのお店、「カナダといえばアイスワイン!」のイメージを完全にくつがえしてくださった、とってもハッピーなワインショップ!🍷✨

カナダワインはかつて「デザートワイン」の産地として一躍有名になりましたが、今では全ワインにしめるデザートワインの割合はわずか4%。ワイン造りの基本は、国際品種から作られる(ドライな)スティルワインがメインとなっているそうです。

寒い地域に見えて実は夏は暑いこと、湖の周辺は水の保温効果によってあたためられやすく葡萄の生育が進むこと、とはいえ輸出用のワインはすくなく、ほとんどが国内で消費されていること… などなど、

カナダイケメンの店主が、地図を見ながら丁寧に「カナダのワイン」について教えてくださいます🥰

ますたや家がまた行くのを楽しみにしている、推しワインショップのひとつ🍷
小さな店舗ながら、最近改装もされたようです。またうかがうのが、楽しみだな~!


さて、そんなお店からいただいてきたのが、本日の #3000円ワイン です!

クロッソン チェース ブロック シャルドネ 2017 [¥3300]

<ワインdata>
国:カナダ 種類:白ワイン 品種:シャルドネ ヴィンテージ:2017 生産者:クロッソン・チェース・ヴィンヤーズ インポーター:株式会社Heavenly Vines

<バランス>
酸味★★★☆☆ 糖度:★★★☆☆ 香り:★★★★☆

さて、こちらのワイン。シャルドネ100%となっております。
このワインが生まれたオンタリオ州では、シャルドネの栽培量は第1位(ソムリエ教本2021より)。ちなみにもうひとつの生産地であるブリティッシュ・コロンビア州ではピノ・グリに次ぐ第2位とのことで、シャルドネ先生、カナダにおいてスタメン張ってる、ってことですね! ひゅ~(口笛)

そして今回は、樽のきいたシャルドネということで選んでみました。
さあ、みんなだいすき樽ドネですよ!そのお味やいかに…!


早速ですが、はやる心をおさえつつ、グラスにそそいでみましょう!そぉっと、そぉぉっと……(ワインを注ぐ音)

た、た、・・・・・っ

・・・・・樽だあぁ~~~ッッ!!!!👏(にっこにこ)

まず外観から行きたいのに、樽の香りに嬉しくなってついグラスに鼻をつっこんでしまいます🥰

一時の樽スランプを抜け、だいぶ樽との蜜月を取り戻してきたますたや。
ここのところ樽香をかぐと、妙にうれしい気持ちになってきます。は~、嬉しい。樽だわこれ

ということで気を取り直して、外観からいってみましょう!

グラスの向こう側では、いわゆる「黄金色がかったイエロー」のお手本のような液体が揺れております。水面はとろっとしており、酒質の強さが感じられます。

グラスからはもちろん樽の香り、でもこの樽香、まろやかなんです
強さでいうと、10分の6。実はばっちばちの樽!という感じではなく、ふんわりと存在感がある仕上がりになっていました。いい。とてもいい。

その背景には、白桃やパッションフルーツ系の花やかなフルーツの香り。
うっとりしちゃうような果物感があるのですが、それでいて酸っぽい輪郭も感じられます。う、おいしそう。これは期待しちゃう。。

さて、ひとくち飲んでみます。

あ~~~~っ、おいしい!!!

これおいしい… おいしいワインですよ、これ。(倒置法による強調表現)

まずマイルドな樽香がふんわりとくちのなかを満たし、そのあとから白桃系の厚みのあるフルーツやわずかな蜜感が、じゅわあっといっぱいに広がります。香りそのままの味が、とろんとした液体となってやってきた、っていう感じ。

ところがちゃんと綺麗な酸があるので、全体に引き締まってるんですよねぇ。こんなにふくよか系なのに、最後までダレることなくスッ…と喉に落ちていくんですよ。えー、おいしい!

どことなく感じる硬質なミネラル感が、魚介や鶏肉によく合いました。は~~~、優勝…

適当なお惣菜が、ワンランク上の贅沢ご飯に!

あの、・・・ここから先、怒らないで聞いて欲しいんですが。
ただのアルパカの戯言と思ってくださいね。戯言ですよ、アルパカの。(倒置法による強調表現)

あの、これ、なんていうか、このワイン… ちょっとしたムルソー感がある。

いやいやいやウソやん、って思ったでしょう。ウソかもしれない。ただのアルパカ舌かもしれない。
でもこの、まろやかな樽香と、とろけるようなふくよかな果実味、それを支える美しい酸、って、すくなくともニューワールドじゃなかったし、なんだったらやっぱり、フランス感あったんですよね……

誰かにわかってほしくって、ここに記しておきます。
アルパカ舌のみなさん、一度ご賞味くださいませ!(もちろん人間舌のみなさんも、率直なご感想お待ちしております!)

ということで、はーーー、あの、ここ最近忙しかったァ…!
仕事は好きなんですが、忙しいのは物理的にしんどいすね。あとできれば働きたくない。いやあ、毎晩ワインに助けていただきました。三連休は、のんびり過ごしたいと思います。

さて、どこにワ活に行こうかなあ……!!🥰


それでは、ここまでお読みいただいてありがとうございました!また次の #3000円ワイン#ワ活 でお会いしましょう!3000円ワインの民、ますたやでした♪

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■ ますたやとは:

関東在住の30代、3000円ワインの民(たみ)。ワインは週に約5本(休肝日2日)。夫婦で1本を分けあって飲みます。3000円ワイン以外のワインについては、Vinicaにて夫が更新中。2021年、夫婦でJ.S.A.認定ワインエキスパート取得。夫はワイン検定講師もつとめています。これからもおいしいワイン、いっぱい飲むぞ~!

twitter:@3000wine_tami
Instagram:@3000wine_no_tami

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