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エッセイ 映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』を見る

映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』を見終わった後の静けさといったら、もうそれはそノリスケ氏が住む地域の夜9時ぐらいのものだそう。ちなみにこれはマフィアが活躍する映画である。

主人公ヌードルスとマックスの出会った時の清々しさと比べて、クライマックスの切なさは筆舌に尽くしがたい。「なぜこうなったんだ…マックスを救う道は無かったのか…」しかし、あのクライマックスだったからこそ、歪なものになったとはいえ、2人の友情は残り続けたのだとノリスケ氏は解釈する。

ただ、この映画は時期区分が「少年時代(ヌードルスが捕まる前)」「オッサン時代(出所後)」「ジジイ時代(マックスたちを裏切って35年間姿を隠す)」と3つあり、場面が色々と入れ替わるため、頭の中が複雑になる。3時間半あるが最後まで見ないと話は分からない。(だがそこがいい!)

たまに登場人物が分からなくなる時もある。デボラは美人過ぎて贔屓しているのがよく分かる。モーに関しては、もう少しカッコよくしても良かったのではなかろうか。

とにかく素晴らしい作品であったというのは間違いない。

アマゾンプライムビデオで見られる。



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