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エッセイ プツプツと呟く
ノリスケ氏は友人と話していて思ったのだが、大学にあるキャリア支援課・就職支援課というのは何て恐ろしいところなのであろうか。
氏は次のように語る。
「彼らははっきり言ってエリートの集まりだ。色んな経験を通してキャリア形成をしている。己の人生を全うすべく、「北斗の拳」に出てくるラオウのように己の道をひたすら生きようとしている」
氏はさらに興奮して語る。
「しかし、そんなラオウのような生き方ができるのはほんの一握りなのだ。しかも知識があるエリートにしかできない。世間一般の大学就活生の気持ちをそんなラオウたちが理解できるだろうか。甚だ疑問である」
そして、氏は何かの選挙演説のように激昂した。
「先日新聞を読んでいたら、起業して成功した女性の記事があった。「皆さんも起業したら良いですよ」ってそんなすぐに出来たら苦労しないぞ!女性の社会進出が…とかいうには起業と社会進出を安易に結び付けるのはちょっと違和感があるのだ」
氏は最後にまとめた。
「「耳をすませば」に出てくる鍋焼きうどんを作る西老人。あれが理想の生き方である」
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