「消費」されるもの

いつの時代もいるのですかね?ああいう輩は。

高校受験、大学受験、そして就職試験。私たちは試験で自分以外の相手をいつも蹴落とし、色んな「枠の中」に入らなければなりません。私は競争するのがあまり好きではない甘ったれです。したがって試験は非常に辛いものだと感じています。

そして試験の際にいつもいるのが、「アドバイザー」です。高校・大学受験においては塾が当てはまりますよね。

私が最近問題にしているのは「就活のアドバイザー」なのです。先日もそういう系の学生団体から「キミたち、就活してる?」と突然声をかけられました。思わず、口がポカンとしましたね。

ちなみに個人的には今、就活をしている「つもり」です。ただ就活は私にとって疑問の塊なので、「つもり」としておきます。

その団体は「効率よく内定をもらうためには…」と就活のフローチャートを提示してきました。もうこれがすでに辛い。そういうことを提示してて、学生として嫌だと思わないのか、と哀れみの目でその人の話を聞いていました。そもそもその人だって、僕らと同じ学生なのに。

大学受験の時だって、私たちは「効率の良い」やり方なんて無かったことを学んだではありませんか。英語や歴史だって、地道に単語を覚えて教科書を読むことが何より一番大切だと。何より人生に大きな影響を与えるだろう就職に、「効率」なんて言葉を使わないでいただきたいものです。色んな生き方があっていいだろうに。

** ただ1つ言えるのは、就職活動を受験と同じような感覚で「消費」してはならないということです。**受験や就活にしろ、答えが誰も欲しい気持ちはあります。現に私も「地方大学の強みっなんですか?」と、ある企業の社員に聞いてしまったことがあります。はっきり言えば、そんなもん自分で見つけろ!というわけですよ。私もそこまで強い人間ではないので、答えにすがってしまう時もあるのです。今はその愚問をしてしまったことを猛烈に反省しておりますが。

最近、就活の愚痴ばっかり言ってしまいなんか申し訳気分です。就職は疑問の塊なので、文句が止まりません。なぜ、こういうことを記事にするかと言うと、いずれ働く時に「自分はこう考えていた」と自分の頭で思考した何よりの証となるからです。

こういうふうに文字に残しておけば、これから先も自分はきちんと思考することができると、自信につなげることができます。実際、こんな文句を言っている暇があるなら、もっとインターンに行けと言われそうですが、こういう「面倒くさい」と言える今の思考が、今後の何かに役に立つと信じています。

#就活 #大学生 #大学

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