心から尊敬する上司との別れ
2年間、一緒に働いた上司が2月末に退職した。直接感謝を伝えるチャンスを逃してしまったから、ここにその想いを綴りたい。
上司という存在
人生まだまだこれからだが、人生で最も影響を受けた上司になるのだろうなと思う。歳は1つだけ上なのだけれど、人間的な深みがあって、かつ若さとエネルギーもある方だ。
そんな上司の真剣な仕事ぶりを間近で見て、キャリアや人生について色々と考えさせられた。
上司から学んだのは、仕事のやり方だけでなく、仕事とどう向き合うか、さらには人生をどう生きるかということ。まだまだ上司からのメッセージ全てを理解しているわけではないが、自分が成長していくうちにそのすごさがさらにわかってくるのだと思う。
最後の3ヶ月
上司の退職が決まってからの3ヶ月間は、自分自身と真剣に向き合う3ヶ月だった。上司に恩返しをしたい。上司がこの会社で戦ってきて、自分含め周りに良い影響を与えたことを肯定したい。そんな思いが自分を突き動かした。
この3ヶ月はキャリアの大きな転機になったのではないか。半年前と比べて仕事に対するマインドが180度変わった。逃げ腰で被害者意識ばかりの状態ら、主体的に行動して仕事の面白さも感じられるようになってきた。
最後の方の1on1では、不意に溢れてくる涙を隠しながら話をしていた。それは別れの寂しさだけでなく、上司への感謝と自分と本気で向き合ってきたからこそ溢れてくるもののように思えた。
上司からの言葉
ここで、特に心に残る上司からのアドバイスを残しておく。
1.あなたはどうしたい?どう生きたい?
「◯◯しなければ」という周りの期待を勝手に妄想していたところに、何度もこの問いを投げかけてくれた。今ではやりたいこと(want to)と、やらなければならない(have to)と思っていることを意識的に判別できるようになった。
2.自分の強みを活かせる場所を見つけよう
今の会社の中でもそうだし、外においても、どこが自分の強みを活かせるのか、ということも教えてもらった。環境が合っていないと、個性は発揮できない。自分はまだはっきり見つかっていないけれど、目標の1つとして今も掲げている。
3.頭でっかちにならず、もっと楽にいこう
自分でも変に真面目だなと思ってはいるけれど、まだこのことばの根っこは捉えられていないように思う。目的を達成するために、なんか凝り固まった思考になっているのかなあ、とは思う。もっと自由に生きてよいよ、ということか。
これから先も、これらの言葉、そして自分の中に残る上司の存在そのものが原動力になっていくはず。
バトンはちゃんと受け取りました。
しばしゆっくり休んでください。
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