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FC東京初観戦日記3(応援とはなんぞや?!)

初観戦を終えてからわずか5日。
こんなことになると誰が予想できたでしょうか。
怒涛が怒涛すぎて、
「初観戦日記♪」なんてルンルン書いていていいものかと迷ったのですが、途中で終わるのも嫌だし、今だからこそ気づけたサポーターの姿があったので書かせていただきます!

相変わらずですが、
ここから書くのは、サポーター及びスポーツファン、あるいは心のある人間なら誰でも当たり前にわかることかもしれません。
こんなこともわからない人がいるの?!と驚かれるかもしれませんが、一人いると言うことは同じような人間が100人はいるということでご了承ください。

一応、前回までをまだご覧になっていない方は、こちらの記事からどうぞ!

観戦日記その1  

​観戦日記その2

で、いざキックオフです!

そこで、
本当に恥ずかしい話なのですが、
1番初めに気付かされたのが、

応援というのは「ただガムシャラに音を鳴らすもの」じゃないんだ。

ということでした。

テレビでスポーツを見ていると、応援の音楽やチャントってBGMのように流れているから、そこに意思というか、明確な意図があるってあまり知らなかったんです。(本当に恥ずかしながら・・・)

思わず拍手をしたり、思わずため息をついたり・・・。

こういう本能的に反応してしまうことに関しては私ももちろんそうなるから理解できるのですが、

今、この状況で、どの応援をチョイスすべきか。どう応援すれば選手たちを盛り上げられるか。

サポーターの人たちって、ただ好き勝手ドンチャンしてるんじゃなくて、そういうのを瞬時に判断して音をつくっているんですね。

てことは、とんでもなく選手の心に寄り添ってるってこと⁉︎

てことは、サポーターがサポートしてるのって選手の心ってこと⁉︎

なんとなくわかったてはいたけど、改めて思考してみると応援てめちゃくちゃ深いですね。

生で見たからこそ、応援はすごく本能的でありながらも繊細で、空気を読む力と作る力が大切なんだと学びました。


そして、
選手の心に寄り添ってくれているのがきちんと選手たちに伝わっているから、サポーターと選手の間には絆が生まれるのかな〜…、なんて思いました。


東京側なのにこんなことを書くのは申し訳ないのですが、
今回は特に清水エスパルスの応援を見てそう感じました。
間違っても応援に優劣があったということではありません。

この日は前半で早くもFC東京が3点を取り、
後半も追加点を入れて4ー0。
清水は非常に苦しい状況でした。
しかもJ2降格がチラつく辛い時期。

テレビで観戦中のお父さま方は痺れを切らして「負けだ負け!」と、チャンネルを変えてしまったことでしょう。

しかし、スタジアムに来ていたサポーターたちは応援をやめませんでした。

4点取られてしまっても、最後の最後まで。
会場にずっとサンバのリズムが鳴り響いていて。


こりゃ〜選手たち簡単に諦められないな!!!

と、思いました。

信じて応援してくれている人たちのためにも、
なんとか1点取りたい!!!

そう思うだろうなって、
応援てめちゃくちゃ後押しになるんだなって、
超当たり前のことかもしれませんが、
改めて新鮮に気付かされました。


実は、
これと似たようなことが映画(『ユルネバ2021 眠らない街』)の撮影中にもありました。

お芝居がどうもうまくいかない・・・。

そんな時、監督の朝日さんが何をしていたかというと、応援でした。

というか朝日さん、
撮影期間中、ずっと役者さんやスタッフさんを応援し、ひたすら良い空気をつくっていました。

本当にずっとなんです。
撮影中ずーーーっと。

その方法は様々で、
基本的にはしょーもないことを言ってみんなを笑かせていましたが、
例えばちょっとでも誰かがいいことをすると、
「いいねぇ〜!」「パーフェクトっ!!」と褒めたり、
時には、

「お前なら絶対できるよ、頑張れ!!」

と熱い言葉をかけたり。

スポーツをやっている方たちからしたらこういうのって当たり前なのかもしれませんが、私の人生においては自分がそういう言葉を発する機会(または発想)がまったくなかったので、「この人(朝日さん)、ずっと応援してる!」って、その姿にものすごく衝撃を受けたのでした。

私は「自分がそういう柄じゃない」というか、
熱い言葉を言うのは似合わないし恥ずかしいから真似できないな。
と、当初は思っていたのですが、

役者さんたちと真正面から向き合い、
超本気で熱い言葉をかけている朝日さんを真近で見て、
そしてそれを受けた役者さんたちの表情がみるみる変わっていくのを見て、

あ、これ「恥ずかしいから私には無理〜」とか言ってる場合じゃないなって思いました。

応援で人は変わる。

実際、私も朝日さんに「まっさんいいねぇ〜!」とか「さすが!よく気づいたね!」と言われた時、それがすごく嬉しくて次へのガソリンになっていました。

だから、己の恥ずかしいとかそんなんどうでもよくて、そんなことより相手。相手のために何をするか。現場のためにどういう言葉・態度をとるのか。

そういうのを考えて行動していかないといけないな、というか、そういうことがしっかりできる人間になりたいと思ったのでした。


それにしても朝日さんは一緒にいればいるほど、知れば知るほど、その凄さに本当に驚かされます。学ぶことがいっっっぱい!!!(当たり前ですが…)

あと、口を開けば出てくるくだらないギャグのオンパレード、これも凄い。(これが私はツボでツボでツボで…毎日笑っぱなしでした!)

あと、あとあとあと接すれば接するほど、めちゃくちゃ愛情深い人なんだな〜ってなります。

朝日さんのおかげで、
現場は常に笑いが絶えず、超アットホーム。
無謀なスケジュール&監督からの無謀なぶっ込み多数にも関わらず、終始チョーいい空気で撮影ができて、チョーいい作品が出来上がったのでした!!

おかげで、
ヨコハマフットボール映画祭で観客賞をとることができました!!

って、なんの話?!
しかも朝日さんのことをだいぶ美化して書いてしまったような気がします!
いや、でも本当なんです、今まで書いたことは全部!
ただ、朝日さんの名誉のため(?)にも言っておきますが、
朝日さんはやることが本当に破茶滅茶で、破天荒で、とんでもないです。

ありとあらゆることが常識の枠に収まっていないので、
一般ピ〜ポ〜の私は振り回されまくり、まるで巨大な竜巻に飲み込まれたような心地で今もいます。笑

一度撮り終わった映画を撮り直すとか、マジで発想おかしい。しかもこの短期間に。
最初言われた時、しばらく「???」でした、本当に!笑

でも、この竜巻を抜けたらとんでもないところに辿り着いているんだろうなっていうワクワクがあるので、今は必死にしがみついてます🌪🌪🌪
(現に今まで見たことのない景色、すでにたくさん見させてもらってます!)

と、朝日さんのことを語り倒してますが、実は私、まだ朝日さんがゴール裏にいる姿を見たことがありません。

やばすぎるやばい話はたくさん聞きましたが…。

ところで、朝日さんの主戦場での姿を知らない、まして東京のファンでもない人間が、なんで朝日さんと東京の映画撮っちゃってんの⁉️
と、疑問に思われた方がいるかもしれませんので一応説明させてください。
理由はきちんとあるのです。
もしよろしければこちらの動画をご覧ください。

キーワードは、
「松田直樹さん」「AED」「私の父」です。
これについてはまた別で書かせていただきたいと思います!

ーーーーーーーーーーーーーーーー

と。
ここまでが11月6日夕方より前に書いた内容でした。
11月6日、私はたまたま用事があって横浜にいました。
FC東京の近くにいるじゃん!と勝手にテンションが上がり、
「勝ちますように!」と心の中でお祈りをして
ツイッターの実況で試合を楽しんでいました。

そしたら・・・。

清水の4−0なんか屁でもない。

1失点、2失点・・・3失点4失点5失点・・・

続々流れてくる失点情報に、えええええ!!!
と目を疑いました。

そして、
6、7、8点失点?!?!?!?!

トンデモナイコトガオコッテイル!!!

気になって気になってツイッター漁りに漁って。
たくさん感じることがあって。

で、このnoteも何度も書き直したんですが、
たどり着いた結論はここでした。


歴史も何も知らない、たった2試合だけを切りとって見ただけの人間に、何も言う資格はないな、と。

で、
さっき「清水の応援が〜」とか書きましたが、おそらくあの感想も古参の方たちからしてペラッペラの薄っぺらいものなんだろうな、と。

恥ずかしいから消そうかとも思ったのですが、リアルな感想がそれだったので残しておくことにしました。


とりあえず大変なことになったな…と(勝手に)ソワソワしていたら、ナオさんがこんなツイートをあげられて、、、

どんな話をしたんだろう?!
どんな感じで話したんだろう?!?!

サポーターの皆さんがどういう気持ちで何を訴えたのか気になっちゃって気になっちゃって。

と、思って色々漁っていたら、ゆってぃさんが青赤パークオンラインで「文句は言っても嫌いになることはない。こういう試合があっても次の週はちゃんと応援するんです。それが私たち(サポーター)なんです」とおっしゃっているのを発見して…。

サポーターの人たちってなんなんだ!!
ますますわからん!!!
となりました。(いい意味で!)

(ちなみに私は羽生さんの意見がわかりみぃ〜なタイプの人間なので、ゆってぃさんの意見、コメントしていらっしゃる皆さんの意見がとてもとても新鮮で、新しい愛の形を知りました。)

いいですね。
サポーター。
あちぃっすね。


11/3に戻りますが、
試合終わったあと、
ずっと太鼓を叩いていたよーへいさんの手の皮がボロボロになっていました。
ご本人曰く「久々に叩いたから」とのことでしたが、とはいえ。。。

その後に行ったクエルボスで会った仲間のY君も「腕が筋肉痛だ〜」と言っていました。
手を叩くだけでなぜ腕が筋肉痛⁉︎と、思ったのですが、
サポーターの人たちは長時間手を挙げて叩くから筋肉痛になるんですね。


すごいなぁ。

しかし今はまだ応援の声だしがNGだから、私が見たのは本来のサポーターの姿とはほどと遠いんですよね?


みんな言います。
「本当はこんなんじゃない」
「もっとすごいよ」って。

そして「声出しできるようになったらまた来てね!」って。

嬉しいなぁ。。。
本当に嬉しいです。

嬉しいといえば、
初めての試合を見終えた後、
ほんのちょこっとだけですが、ナオさんにご挨拶することができたんです。

その時、ナオさんが私にかけてくれた言葉。

「初勝利おめでとうございます!」


もおおおおおおおお!!
好きっ!!!!

と思ったら、ナオさんだけじゃなくて他のみんなも、
「初勝利だね!」
「おめでとう!」
と言ってくれて、全オレが泣きました。

本当に嬉しくてルッタルンルン♪
なんもしてないのにチームの勝利に貢献した気分になって、すっかり東京のことが好きになったのでした!!!


しかし、まだまだ何もわかってない。
サッカーについても東京についても応援についても。

少しずつ、自分のペースで学んでいけたらなって思います。

サッカーについては、
今、東京とコラボしている漫画アオアシを読んで勉強してます!笑 

東京のこともちょっとずついろんな媒体や人を頼って知っていきたいなって思います!

応援については…、日々学びます!
サッカー以外の応援もまた違った面白さがありそうですしね!
応援…深いなぁ〜。


最後に「応援をする」ということを自分もやってみてちょっとだけわかったこと。

応援すると、相手も自分も元気になる。
あと、誰かのことを本気で自分ごとにして応援できるってすごく豊かだなぁと思いました。
自分一人で経験できることなんて限られてるので。


さて、長くなりました。
うまく纏まったのかわかりませんがここら辺でお開きにしようと思います!!


最後に宣伝を‼️
さっき散々語った映画『ユルネバ2021 眠らない街』の上映会を、映画で使われたスポーツバー、CAFE DE CUERVOS@信濃町で、11月14日14:00からおこないます!

コロナ禍のFC東京ファンを描いた、
一切ボールの出てこないサッカー映画で、
朝日ワールド全開の超あちぃ映画になっています!

ぜひお越しくださいませ!!!

と、言おうと思ったら完売してしまいました…


と、思ったら追加公演があるそうです‼️

たった今、日時などの情報入手しておりませんが、またTwitterなどでお知らせいたしますので、ぜひ宜しくお願い致します!!


そして、
この植田朝日さん率いる劇団コラソンが、
12月の公演に出演してくれる仲間を募集します‼️
演技経験よりも熱い心があればオッケー!
ご興味あればぜひご応募ください!
一緒に楽しくあちぃ作品つくりましょう‼️


それでは、最後までお読みいただき誠にありがとうござました!!!

皆様どうぞお元気で!
またお会いしましょう☆

益永あずみ




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