8月15日のnote

戦争は2度とやってはならない。
そのために今の私のできることは、戦中、戦後のことを語ること。
語りついでいくこと。

8月15日。母が日記に書いていた。

子どもの頃、何度も、母から祖母から聞かされた話を思い出す。

二人の祖父は抑留されシベリアへ行った。父方の祖父は3年後、母方の祖父は敗戦から8年後に帰ってきた。

毎年8月15日は母方の祖母の住むマンションに集まり、仏壇の祖父に手を合わせて、毎年同じ話を聞いた。

祖母も母も、家族以外にその話をすることはなかった。

語り継げなかった母の代わりに、今年もこのnoteを置いておく。