10/11−10/17のごちそうさま
10/11日曜日 4人前だが2人前のえびの天ぷら醤油炒め
冷凍してた海老があるねん。今夜使おう思てるねんけど、何がいい?
夫に聞いておきながら、
そうや。エビの天ぷらの醤油炒めにしよか、と決めてしもた。
昔、母がこの料理本を見て作ってくれた。めちゃめちゃ美味しかったが、あっという間に食べてしまい、「めっちゃ手間かかってめんどくさかってんで!」と何故かキレていた思い出がある。
4人前レシピだが、夫と二人で食べてちょうどよかった。
他は、かぶの間引き菜炊いたん、揚げなすの味噌汁。
まだお腹の調子悪く、お雑炊食べていた息子が
「いいなあ。えび天いいなあ」としつこく言うので、2つだけ食べさせた。
「ありがとう。おれ、3つ食べたら腹やばい感じする」
食欲にまだ胃腸の状態が追いついていない。お雑炊で正解。
10/12月曜日 どて焼きとしっとり鶏胸肉のサラダ
気温が下がってきて、ようやく冷凍庫に残り1袋(1キロ)となった、牛すじを下ごしらえする気がおこった。2/3は冷凍して、残りは晩ごはんに。
こんにゃくを買ってきてたので、久しぶりにどて焼きを作った。
仕上げに青ネギと七味は絶対かける。
写真をツイートしたら、レシピを教えておくれとリクエストいただき、それならばとnoteに書いてみた。
Facebookに投稿したら、友人えびちゃんが絵を描いてくれた。
色もつけてみたよ、ともう1枚送ってくれた。
私が苦手なことは、友人たちの得意なこと。こういうふうにサラッと書いてくれてありがたい。そして、遠慮なく使わせてもらう。
おうちでsioレシピから、しっとり鶏胸肉のサラダ。
なんか、最近毎週、おうちでsioをシェアしている気がする。
でも、楽やし、美味しいしでほんまに助かってるのだ。
どて焼きがメイン。夫はこれで白ごはん2杯食べる。さすが大阪西成生まれ。実家ではあんまり食べんかったというが、絶対食卓に上っていたに違いない。この日は息子から「いいなあ」と羨む呟きは出なかった。
10/13火曜日 から揚げあげて、元気鍋に救われた
朝から藤沢へ行き、Panasonicの最新家電キッチンで唐揚げを揚げる。
毎週火曜日開催されてきた、地域のごはん会『クラシンクの食卓』に行ってきた。
なかなか説明がうまいこといかんので、日刊工業新聞さんの記事を貼る。
毎週1人がcookさんという調理担当になるのだが、この日は私の友人えびちゃんが担当。しかも、このクラシンクの食卓がラスト2回。なので、参加してきた。
ただの参加者というわけにはいかず、えびちゃんからこの日のメイン、鶏の唐揚げを任された。
油、こんなに少なくていいのねー!と、参加者さんにも驚かれた唐揚げ。無事出来上がりほっとした。
普段料理する人たちが5人キッチンに立つと、それはそれは料理がたくさん出来上がる。
鶏の唐揚げ、里芋の唐揚げ、豆腐のサラダ、大根のサブジ、チャプチェ、茹で落花生、きのこの味噌汁。
これで一人分である。
さらにデザート。りんごの炊いたん、さつまいものマッシュに生クリームを乗せる。見返すだけでお腹いっぱいになる。実はこれに、差し入れのケーキとクッキーもあった。次回は最終回。cook当番になっている私は、豚の生姜焼きと豚汁を作る予定である。最終回にこれでいいのか疑問だが、まあ、材料が決まっているので。みなさんには、白ごはんをいっぱい食べていただこう。
昼間、作ったぞ感満載、かつお腹いっぱいだったので、晩ごはんを作る気があまりなかった。だが、帰りに東急ストアに寄ったら、お肉2パック980円のだったので豚しゃぶしゃぶ用肉を購入。
「そろそろお肉と野菜が食べたいです」
雑炊とうどんしか食べてこなかった息子のリクエストを聞いた時、今井真実さんのこちらのレシピが頭に浮かんだ。
ほんまに(作る私の)気持ちが軽くなる元気鍋と万能葱だれ。材料は揃った。
柑橘類はへべすを使用。この日は鍋にするには暑かったので、台所でキャベツ、葱、豚肉全てを茹でて出来上がりをテーブルにどんと置いた。
いやあ、3人分一気に盛り付けるとすごいね。
葱だれかけて一緒に食べたら美味しかった。
息子はおとなしく、ポン酢で食べていたが、久しぶりの野菜とお肉に喜んでいた。
元気鍋と葱だれ。今シーズン登板回数増えそうだ。真実さん、ありがとうございます!
10/14水曜日 マフィンを作り銀座へ行き、ナポリタンに救われる
予定山盛りの水曜日。まずは、電車を乗り継いでマフィン教室へ。
エストニア料理屋さんのマフィンレッスン。
ばら、結構うまいことできた。
もうひとつはチャイ。マーブルがうまくいかんかった。
焼けたー。左2列が私。
エストニア料理屋さんは、いっつも美味しいエストニアランチ付き。
ビーツを使ったピンクのサラダ、ミートローフ(ナッツやドライフルーツ入り)、黒パン。食べ慣れない料理だけど、美味しい。
この後は、銀座へ。
帰るころは、当然疲れている。晩ごはん作る気が、かなりない。
でも、美味しいものは食べたい。
「お腹がまだ本調子ではないと思うが、ナポリタン作ったら食べる?」
と息子に聞くと
「食べる!!大丈夫!!」
と即答だったので、ナポリタンに。
鳥羽シェフに教えてもらったのに、なかなか焼きそば感が拭えない。きっと、毎回4人分作るからだろうなあ。でも、美味しかった。昨日と同じサラダを再登場させる。
作った私も、食べた家族も満足、満足。
10/15木曜日 とろろ梅煮麺、大根葉とおじゃこの炒めたん、豚汁
前夜からお腹の調子がよろしくなかった。朝は食べなかったが、お昼になるとお腹がへる。お腹にやさしいお昼ごはんにした。
あったかいお素麺、煮麺。とろろ昆布と梅干しのせた。美味しかった。
晩ごはんは、オイシックスミールキットの鯵の竜田揚げ。ただし、夫と息子のみ。私はこちら。
大根葉とちりめんじゃこ炒めたんと、豚汁。
これだけで満足。
10/16金曜日 主役は栗ごはん
火曜日に買ってきた栗、流石に料理しなくては。久しぶりに作ってみた栗ごはん。この日は主役。
毎年悩む栗の皮剥き。毎年検索しては、違うやり方を試している。今年はこちらのやり方で剥いてみた。
鬼皮は剥きやすかったが渋皮は例年と同じく包丁で剥いた
「栗剥くのんって大変?」と息子が聞いてきたので、手伝うのかと思ったが、「大変なんや」と言うてまた部屋に帰っていった。まあ、こういう単純で地味な作業、結構好きやからええねんけどな。
晩ごはんは栗ご飯とサラダ。前夜から味噌とヨーグルト合わせたんに漬けて置いた鮭を焼いたん。大根、里芋、牛蒡とお腹にいい野菜のお味噌汁。
「栗は2つか4つに切って入れたらええです。そのほうがごはんに馴染みます」と、土井先生が和食のアプリで言うてはったんで採用。色と見栄えはイマイチやったけど、ホクホクの美味しい栗ごはんやった。
10/17土曜日 お腹が治ったひとは春巻き、お腹を治したいひとは安納芋とりんごの炊いたん
引き続きお腹にやさしいおかず。この日は、安納芋と冷蔵庫に残ってたふかふかりんごの炊いたん。白ワインとお砂糖ちょっと、へべすの輪切り入れて炊いた。
へべすはレモンより白いワタの部分が少ない、というかほぼないので、一緒に炊いても苦くならず、爽やかな酸味だけがつく。へべす、やりよるやん。
安納芋は、やっぱり色がきれい。
私のお腹の調子はもうひとつやったが、
「俺はお腹が治ったら、春巻きとトンカツが食べたい」
と、1週間ずっとうるさかった息子と約束していたので、久しぶりに春巻きを作った。
唐揚げより少ない油で揚げ焼きにする。10本作ったのに、完成したら9本の謎。1本は息子がつまみ食い。だが、1本まるっと食べるのはつまみ食いでなく、盗み食いと言わせてもらおう。
お腹の調子万全まであと一歩だった私は、こちらが美味しかった。
私のお腹は、翌日日曜日には通常に戻った。よかったよかった。
息子の胃腸は、『夏休み明けからいきなり残業続きで働く会社員』のように、めちゃめちゃ働かされている。胃腸炎を超えてさらに強くなったようだ。
子どもは病気して治るのん繰り返して強なる。
と、保育所時代よう言われたが、もうその繰り返しは、いらんのんちゃう? と思っている。
美味しいはしあわせ「うまうまごはん研究家」わたなべますみです。毎日食べても食べ飽きないおばんざい、おかんのごはん、季節の野菜をつかったごはん、そしてスパイスを使ったカレーやインド料理を日々作りつつ、さらなるうまうまを目指しております。