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祈った、歩いた、汗かいた。酷暑の人形町にて

大阪にいる私の友人が、六人目を妊娠中である。
木曜日の朝、ふっと彼女を思い出し、『水天宮』と浮かんだ。

六人目やし、楽勝やん。
今さら、水天宮さんで安産お祈りせんも大丈夫やろ。

と思ったが、まあ、ふと思ったのはなんかある。行けるタイミングで行こうとそのまま永田町まで出かけた。

朝からスパイス仲間さんとこれをつくって提供。予定数以上販売終了。

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みなさんと別れ、ひとり永田町駅へ。あれ? 半蔵門線っちゅうことは、水天宮さんまで地下鉄1本で行けるやん。そやったら行ってみよか。

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子宝いぬ。マスクしてた。さすがに酷暑の午後。境内、三人くらい。こんな少ないのは初めて。いぬさん、めっちゃ暑いやろ。人おらんし、マスク外してええと思うで。熱中症なるで。

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御本殿で友人の安産を願って手を合わせ、お守りでも買おうかなあと屋外テントに入る。テーブルを見て、え⁈  今⁈  と思った。

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なるほど。旧暦の七夕か。かわいい短冊が並んでた。お気持ち代を箱に入れて、短冊にも友人の安産祈願を書く。

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女の子2人、男の子、双子(男の子)。よし、第六子で間違いなし。

社務所で見た目も大きさも値段もかわいい、絵馬があった。「絵馬の裏にご自身で願い事を書いて、お部屋などに飾ってください」とあったので、そちらを買って送ることにした。


なお、こちらの水天宮。後でホームページ見たら、こんなん買いてあった。

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そうそう。腹帯しかなかってん。今更腹帯送られへんしな思っててん。

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そうやったんや。知らなんだ。

5年前からテレビ見ながらひとりで話せるようになってきた。ついに、ホームページ見ても話せるようになったか。そのうち、何も見んでもひとりで話せるようになるかもしれん。

「ぼく、絶対ぶどうジュースがいいーー!」と境内の自販機前で5歳くらいの男の子が叫んでいた。若いご両親とかわいい赤ちゃん。お宮参り終わったんかな。おそらく朝から付き合わされたであろう、若干キレ気味の5歳男子。同情する。お父さんが小銭を自販機に入れ、男子キレ勝ち。えらいぞ。温かい視線を送り、境内をでた。

水天宮さんを出て、交差点に立った。いつも人形焼き買うお店はおやすみ。とりあえず、アイスコーヒー飲める店探そう。そしたら、目の前にこの文字が。

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タイトル画像に使ったサラさんの水まんじゅうイラスト見て以来、めっちゃ食べたかった水まんじゅう。買えた。

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この後、アイスコーヒー飲める店探して歩くことになる。
赤いMの看板が見えて「もうマクドでええか」と思い、ふと先を見ると。

甘酒横丁やん。
甘酒横丁に『やん』をつけると、なぜか法善寺横丁感が出てくる。

ふらっと横丁に入るとたい焼きやさん。

あ、思い出した!

「ここ、美味しいんだよ」って錦糸町の友達に教えてもろたんやった。
その後何べんか来たけどいっつも並んでてんなあ。
店内を覗くと、スーツのおじさんがひとりでアイス最中を食べていた。
子どもでもなく、外国人観光客でもなく、営業先回りの途中のような、
スーツ姿のおじさんである。

たい焼き 柳屋さん。

めちゃめちゃ有名店やったと、後から知る。

鉄板の前で元気なお兄さんがたい焼きを焼いていた。
「6個ちょうだい」と声をかけ、しばし待っていたら、スーツのおじさんたちがどんどん入っていきた。金曜日夕方の飲み屋ではなく、金曜日午後3時過ぎのたい焼き屋さんである。おっちゃんら、どんだけたい焼き好きやねん。

店を出て、荷物を整理していたら、早速食べているおじさんがいた。
高校生の頃は部活帰りにこうして買い食いしていたのであろう。

なお、『おじさん』と書いているが、皆さん私より若そうな感じであった。

たい焼きを買って帰ろうかと思ったが、あまりに暑い。結局マクドでアイスコーヒー飲んで休憩した。

家帰ってたい焼き食べた。

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そうそう。水天宮さんでおみくじも引いたんやった。
だいたい、「ちょっと引いてみよか」というときは、こういうのんが来る。

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大吉。

我が道を愚直に進め。

『他人の決めた常識に囚われることなく』

いやいや、この人、今までも十分囚われてませんけど。

と、息子と夫のツッコミが聞こえてくるようだった。

※※
サラさんのイラストについて、全く言及していないと、最後に気づく。

ぐだぐだnote、最近書くのが楽しい。
ぐだぐだ第一弾も楽しかった。

第3弾もネタ出来て、書きたくなったら書こ。

美味しいはしあわせ「うまうまごはん研究家」わたなべますみです。毎日食べても食べ飽きないおばんざい、おかんのごはん、季節の野菜をつかったごはん、そしてスパイスを使ったカレーやインド料理を日々作りつつ、さらなるうまうまを目指しております。