見出し画像

いきなりそこに現れるイギリス 英領ジブラルタル

※追記 旅行記総集編はこちら

前日のマラガ編はこちら。


ジブラルタルとは

スペイン南部にある面積6.5km2のイギリスの海外領土。
ジブラルタル海峡は、大西洋と地中海を行き来する船が必ず通らなれければならない交通の要衝で、軍事的に重要な場所なので、いまでもイギリス軍が駐留する。

ジブラルタルの場所はここです

印象的な場所や光景の話をつらつらと書きます。

ジブラルタル国際空港

スペイン側から入国したら、目の前に空港の滑走路が横たわっている。
滑走路を横切っていかないとジブラルタルのほとんどの地域に行くことができない。そんな空港は世界でここだけだとか。

お前、いまから現役バリバリの滑走路を渡ろうとしているんだぞ、止まらず歩け!
滑走路の上を歩く。そんな経験はなかなかできない
さっきまで人や車が通ってたところに…
本当に飛行機が着陸した!!

ザ・ロック

狭い国土にそびえる巨大で急峻な岩。ジブラルタルの象徴。ケーブルカー(ロープウェイ)で登ることができる。

スペイン国境から見たザ・ロック
頂上から。すごい数の船。そして画面左側はもうアフリカ

ジブラルタル海峡が軍事的にいかに重要な拠点かということが体感でわかる。もし、あなたが世界征服をしたいのなら、この海峡はぜったいに抑えるべきです。

教会

ここはイギリスではなので、スペインと違ってカトリック一強ではなくいろいろな宗派の教会がある。

聖公会のカテドラル
カトリック教会
英国国教会

街並み

面積が狭いのでギュっとした街並みだけど、リトルロンドンという感じがします。

ザ・ロックの見える市街地
イギリスタイプの電話ボックス
「Litter」はイギリス英語でゴミ箱
ポストもイギリス風

ジブラルタルとはどんなところか?

行く前、ジブラルタルはイギリス領とはいえ、もう少しスペインと同化しているのだろうと予想していた。
でも、街の景色はかなりイギリスっぽいし、人々は英語を話すし、通貨もポンド(ユーロもかなり使えるけど)で、ここはちゃんとイギリスの一部なのだなと思った。
また、ザ・ロックに登る観光客も、みんなイギリス本国から来た人らしかったし、本国との行き来も盛んなようだった。
あの空港へは、1日に3〜4便ロンドンやマンチェスターなどのイギリス本国への便が就航しているだけで、スペインなど他の国へ向かうこともできない。

ぜんぜんスペインと地続きという感じがせず、あくまでここはイギリスなのだということを強く感じた。
日本からのアクセスは不便な場所で、物好きな人にしか薦められないけれど、スペイン側から入国した時のガラっと空気が変わる感じは圧巻でした。興味のある方はぜひ。

余談。電源プラグもスペインやモロッコと違うイギリスタイプで、慌てて現地調達

今日はいよいよジブラルタル海峡を越えてアフリカに上陸します。

※追記 続きはこちら


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?