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症状が”治る”ということ。

こんにちは。

久しぶりの投稿になってしまいました~

7月から子どもたちの
給食が通常通り始まったのに
私のエンジンは自粛ぎみ。

自分でお尻叩いてます笑


先日私が所属するクレイトラスト協会会長
大谷景子さんのオーストラリア産クレイの講座を
聞いた時、自然療法を伝えるうえで
やはり”治る”ということについて
しっかり私なりの定義づけをしておきたいなと。



アトピーの子や肌トラブル絶えない子どもをもつ
お母さんのための講座作成中なのです。



定義づけって言っても
一般論かもしれませんが笑



その人の思っている”治る”というゴールが違うと
伝える立場として、責任がもてないな、と感じるのです。


1.薬を使って症状が出なくなったら、治った?


皆さんはどんな時に病院に行きますか?
薬を処方してもらいますか?

きっと多くの人は、いつもの自分の体調に
何かしら異変があって、どうにかしたいな、と思って
病院へ行くのだと思います。
あるいは、診断をしてその症状が何者なのかはっきりさせたいって
こともあるでしょう。

そして、その症状に対して薬を処方してもらう。

決められた容量、用法を守って飲む。

症状が出なくなったら、
「治った!!」「よくなった!!」
と、しませんか。


あー熱下がった。
あー咳が止まった。
あー下痢が止まった。
あー頭痛がなくなった。
あー痒くなくなった。
あーできものが消えた。


”症状が薬で治った”と。


私はこれを治ったと考えてもいいのかな、と
症状が出ても薬を飲めば治るし、と
症状すべてを安易に考えてしまうことが
危険ではないかな、と感じるのです。


あとは、反対に症状が不安すぎて
なにか重い病気ではないかと気に病むことも。


注)もちろん、薬がかかせない病気がありますし、
  その薬のおかげで生活を守られている方々もいらっしゃいます。
  薬の否定ではないです。


2.薬のお仕事は?

そもそも薬のお仕事を簡単に。


薬とひとことで言っても
医者が処方する処方薬(医療用医薬品)、
ドラッグストアで選んで買える薬(一般医薬品、要指導薬品)
医薬部外品、漢方薬、生薬などあります。


私のここでの薬とは、処方薬や一般医薬品などで
すべて石油由来のものです。



この薬の働きは、症状をあくまで治すのではなく、
症状を抑えるというものです。







3.薬で症状を抑えたら??


抑えれば、症状は表面的には見えなくなりますね。


湿疹は消えるし、
咳は止まるし、
鼻水は止まるし、
痛みがなくなるし。


抑え続けたら、体はどんな反応をすると思いますか?



例えば、
ゲームをしたいのに、親が決してゲームを
させてくれなかった子どもは、
成長して自分で買えるようになったら
ゲームをしまくるという話よく聞きますよね。

自由にさせてもらえず、
あれもダメ、これもダメと
なんでも禁止され、否定されたら
反動でワーッとその反対されたことをしたり。

これは、これでいいですよね。


体も同じです。


体の場合は命に関わったり、
毎日の生活に支障が出たり。



体が快適に動くって本当に大切なんです。
体を壊したことある人は、
わかると思います。辛いですよね。



出すべきものを出すべき時に出せなければ、
体は様子をうかがって、出そうとします。


もちろん抑えた分全部出すわけではなく、
日々の排泄で出しています。
それでも排泄できないものは、たまってしまいます。

そして、その人の体が弱った時に
症状として出す可能性が高いです。

風邪ひきやすかったり、
湿疹出やすかったり。

人によって様々です。

出やすい人、出にくい人。


もちろん、あります。



でも、小さなお子様のいるお母さんには
鼻水など風邪症状が出たら、
すぐに小児科。小児科でもらう薬を飲ませる。
このサイクルはできるだけ
してほしくないな、っと思います。


子どもはいろんな病気にかかって
強くなっていきます。


風邪をひいたら
休む。消化に負担をかけない。

これが基本かな、と思います。

4.私の”治る”ということ


何を言いたいのかと言いますと、
体はいつも治ろうとしているってことです。

体は自分でいつもより元気になろうって
してくれています。

そして、治すのは自分の体と心です。


薬ではありません。


自分以外の誰かが治してくれるものでは
決してありません。


誰かに治してもらう。
薬飲んで、薬に治してもらう。
それで症状が見えなくなる。
出なくなる。


それは、治るではないんじゃないでしょうか。
薬でコントロールしているってこと。


薬を飲んだり塗らなくても
いつものように生活していて
症状が出なくなること。


症状がまた出ても
自分で身体の声を聴いて
ひどくならないように、
薬なしでコントロールできること。


これが、私の”治る”です。
人によって出やすい症状ってあります。
症状は悪じゃありません。


そのためには、
体の事を知ってください。


そして、体を信じてあげてください。


体は24時間休まずに私たちを健康にしようと
頑張ってくれています。


体のことを知ると、
不安で先の見えない症状かもと思っているものが
少し不安じゃなくなると思います。


そして、あとは症状と向き合う心。


体を今より知れば、心も軽くなります。


自分の体をはじめ、
自分のこと信じてあげてください。


○○がいけなかった
○○したせいで


そんな風に思わなくても大丈夫です。



私もずっとそう思っていたのですが、
やっと色んなことそんな風に思う必要ないんだって
気づきました。


その呪縛から逃れるのも大切です。

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