将棋ほりっく終了で改めて思ったこと

将棋ほりっくという将棋Vさんが毎週実施されている将棋の情報番組が終了するとのことで。

純粋培養の将棋Vさんではない一宮のような人間が言及するのはよくないかもなと思いつつ、配信中にチャットで「何かお手伝いできることがあれば」的なチャットをさせていただいたので、思ったこととかを書いていこうかなと。

将棋Vさん並びに将棋V界隈には本当にお世話になっているので、何かできないかなとは思っております。

以降、自分の頭の中でも整理できていないこともあり、失礼な文章に感じられることがあったら大変申し訳ないです。全く他意はないことだけ先に明記させてください。

なんとなく思っていること

これは昔から思っているのですが、個人Vtuberは基本的には孤独な存在です。個人のVtuberさん同士の仲が良くてもその視聴者さんまで仲が良いなんてことはそれほど多くなく、それぞれ全く違った視聴者層というのも珍しくないと思います。

一方で大手事務所(ホロライブ・にじさんじ等)は視聴者層がかなり重複しています。いわゆる箱推しが大量にいるのが個人勢との大きな違いかなと思っています。

そんな中で将棋V界隈というのはめちゃくちゃ特殊で、視聴者層がかなり被っています。もちろん独自で開拓されている方もいらっしゃいますが、将棋Vtuberを名乗られている方の視聴者層はかなり重複している印象です。(念のため。もちろんこれが悪いなんていうつもりは毛頭ないです)

この状況はかなり大手事務所の箱推しに近いものがあると思っていて、これを生かしたら相乗効果で面白い配信ができるのではと思っていました。

ろーらんさんのNoteに近い記載があったので引用します。

もっとエンタメに振った番組が出来ると面白いなと思う。ただただ情報を伝達するんじゃ多分すぐに本人がしんどくなる。V将棋界をエンタメとして昇華できる、ストーリーを作れる、それをリスナーと共有していく感覚がこれからは求められそうな感じがするね。

この「V将棋界をエンタメとして昇華」の部分が箱推しチックな視聴者さんが多いからこそできる面白い部分であると感じています。

一宮の一部の配信はかなりそれを意識した作りになってるのはご承知の通りで、ファン層がかぶっているからこそ面白いと思ってもらえるものを企画としてお届けしたりしています。(師匠を探せや雑談配信の振り分け配信などが代表例)

正直、将棋Vtuberと名乗ってもいない一宮がこのような企画をしてもいいのかなと思ったりもするのですが、見てくださっている方が楽しんでくれるならと配信している次第です。

ただ、将棋をたしなむVtuberさんの中には「あくまで自分は個人勢だから将棋V界隈としてカウントされたくない」という方や、「あんまり箱感は出したくない」という人ももちろんいらっしゃると思います。

このように基本的には独立した個人勢でありながら、同じ層の視聴者さんを抱える将棋V界隈。そんな将棋V界隈はどれぐらい箱感を出していいんだろう。

この辺りのバランス感みたいなのを、初期から将棋Vtuberさんとして活動されている方にどう思っていらっしゃるのかを聞いてみたいなと、ずっと思っていました。特に一宮のこの手の企画配信はそのあたりの将棋V界隈を作られた皆様にとって迷惑になっていないかなと少しだけ不安に思うこともあります。

沢山の関係者がいる以上、価値観もそれぞれ違います。一概に正解といえるものもないし答えがあるものでもありません。そんな中で将棋V界隈をどこまでエンタメとしてとらえていいのか。

すごく難しいなと感じているお話しなのですが、いち将棋Vリスナーの一人としてはとっても面白い界隈だと思っているので、もっと盛り上がってほしいなと思うし、もっと楽しいことが沢山できるのではと思っています。

何かお手伝いできることがないか、また考えてみたいと思います。

特に結論も何もないNoteですが今日はここまで。

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