宇宙(そら)に向け、言の葉を編む 4我が家の銀盃花(マートル)
信号が青に変わり、颯爽と行き交う車の流れに、バスは滑り込みました。
目の前に立ちはだかるのは、夕焼け雲を蹴散らし、皓皓と光り輝く、巨大要塞のような街。
グランマートル・ハイランド。かつての美籠山(みこやま)です。
(九綱真寿実・著 「しめこのうさぎ 月兎の郷」
第四章「古往今来」より)
グランは、フランス語で「偉大な」。
マートルは、英語で「銀盃花(ぎんばいか)」を意味します。
夏に白い花をつけ、それが白梅に似ていることから「銀梅花」と表記されることもあります。
葉っぱを指先で軽く擦ると、すっきりとした良い香りがします。
我が家のマートルは、今年で三年目。
苗を買ってきてから寒い玄関にしばらく置いたままにしていたので、可哀相に、葉っぱの何枚かが枯れ落ちてしまいました。
早春の暖かい日に露地植えして、放置したお詫びのしるしに741MHzの水をあげたら、すぐに元気回復しました。
自然の恵みと、ソルフェジオ効果との合わせ技!
今では、地べたから80センチぐらいにまで成長しました。
枝が混んでますね。すこし剪定したほうがしたほうが良いのかな。
いつか、花が咲きますように。
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篠原有利さんによる魅力的な朗読と、実在の環境での録音(リアル音源)をもとに作成された音響効果で、お送りしています。
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